【iOS版エロマンガ先生VRの発売について重要なご連絡】
— Gugenka公式 (@Gugenka_info) 2018年10月9日
Appleと長期間に渡り交渉をつづけておりましたがコンテンツの理解を得ることができずエルフ編iOS版の発売ができなくなってしまいました。
また既に発売済みの紗霧編につきましても先日ストアから削除されてしまいました。
↓続く
スマホでVRアプリを展開する Gugenka より、『エロマンガ先生』の公式VRアプリ、エルフ編が Apple に認められず発売できないことを発表した。
また、すでにリリースされていた紗霧編も先日ストアから削除されたという。
iPhone の黎明期にエロを巡る削除トラブルは珍しくもなかったが、今どきここまで戦うのは珍しい。何が起きたのだろうか……と、気になってアプリを調べて見た。
その前に、『エロマンガ先生』とは、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』でヒットを飛ばした伏見つかささんのライトノベル。
主人公は引きこもりの妹をもつ高校生ラノベ作家で、あるとき自著のイラスト担当であり、頼れる相棒イラストレーター“エロマンガ先生”の正体が妹であることを知る。
そして、ライバル作家“山田エルフ”と「誰がエロマンガ先生にイラストを担当してもらうか」の勝負を行う……という物語。
インパクトのあるタイトルだが、読んでみると普通にラブコメラノベになっている。
では、Apple から発売停止を喰らったアプリはどうか。
『めざましVR！義妹と同居生活 - 紗霧の水着編』を購入して、試してみると……部屋から水着で出てくるヒロイン。背徳感ヤバい。
▲会話パターンが4種類あり、朝、昼、夜、夕方の時間も選べる。
そして、水着の妹（※とはいえ、義理の妹で物語の正ヒロイン）と添い寝。
添い寝中に会話して睡眠をサポートしつつ、時間が来たら起こしてくれるから「目覚ましアプリ」ということらしい。
うーん、どうだろう。アウトな気もするけど、『FGO』とか見ているとギリギリセーフな気もする……。
と思ったが、360度すきな角度からキャラクターを見られるVRフィギュアモードに「おしたおし」という謎のボタンを発見し、「こりゃまずいかも」とは思い始める。
▲Appleは最初から審査してあげてください…。
というか、原作を読み返してみれば山田エルフ先生は13歳で、ヒロインは12歳。
Apple のエロ規制は厳しく、二次元でも年齢が低いことが明示されている(エロイラストのソシャゲでも、学園ものが絵の修正を食らっている)と不快なコンテンツとして却下されることが多い。そう考えると、さすがに「厳しそうだな」とは思ってしまった。
同時に、この却下はしかたないと思いつつ、そろそろクレジットカード認証などで18歳以上必須ジャンルなどを作ってくれてもいいのに、とも思ってしまった。
なお、『エロマンガ先生』の原作は現在 Amazon Kindle で5巻まで半額セールを実施している。アニメなどを見て気になっていた方はこの機会にどうぞ。
エロマンガ先生(Amazon）
