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記憶力&集中力で解く簡単脳トレパズル『Memopoly』レビュー。ローポリビジュアルを楽しむ1人用マスターマインド

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2人のプレイヤーがヒントを出し合い、4色のカラーピンの並び順を推理する知育パズル『マスターマインド』を、魅力的なビジュアルと共に1人用パズルとして再構築したゲームが登場した。
『Memopoly』だ。シンプルな脳トレ&記憶力ゲームを美しいビジュアルで補い、見事に暇つぶし以上(そして子供に与えるのも最適)のゲームに作り上げている。
本作は、画面左に表示される四角いマスを、左から順番に正しい色で塗りつぶすパズルゲームだ。
色の指定方法は独特で、画面右に表示される図柄をタッチすると、タッチした位置の色がマスに塗られる仕組みとなっている。
下の図であれば、左には3マスの枠があり、右には白い鉢植えだけがある。つまり、指定できる色は白色だけ。3回鉢植えをタッチすると、3マスが白く塗りつぶされてゲームが進行し……。
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今度は鉢植えが水で満たされて、今度は白に加えて“水色”が指定できるようになる。
この状態で、左の3マスを左から正しい順番で色を塗っていかなければならない。fot-2

せっかくなので、新しく追加された水色部分をタッチしてみると……。左のマスに色が塗られず、3マス目だけが一瞬点灯する。
実は、塗る順番を間違えたときは1手損する代わりにその色で塗るべきマスが示される仕組みとなっている。今回の表示なら、3マス目は水色のマスということ。
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現在は白色と水色の2色しか使えないので、最後だけ水色マスなら残る2マスは当然白色で塗ればOK。ということで、白色・白色・水色の順番に図をタッチして塗りつぶし、設問クリア。
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すると、今度は水面から金魚が飛び出してきて赤色がゲームに加わる。
こんな感じで、どんどんマスの数や色の数が増えてゲームは複雑になり、同時に画面の図も賑やかになっていく。
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そして、最終設問に回答すればステージはクリアとなり、ステージ選択画面に戻る。
ここまでの説明を見て、「シンプルすぎないか?」と思った方もいらっしゃることだろう。実際、このゲームはとてもシンプルだ。
しかし、使える色数や塗るマスが増えていくと瞬間記憶が難しくなり、いつしかミスを重ねるようになっていく。
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▲6色、8マス。こうなると結構大変。

記憶違いや手順ミスを繰り返すと、ステージクリア時の評価が変化し、低い評価でクリアすると新しいステージを手に入れられなくなってしまう。
まあ、2回ほどクリアすれば大抵次のステージには行けるのだが、その緩さが良い。
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▲最高評価でクリアする限り、次々新しいステージを購入できるので、腕に覚えがあれば良いゲーム。

正確な判断と記憶を行う集中力が試され、正しければ同時にローポリのオブジェを楽しめる「頭の体操」として割り切れば十分以上に良い作品と言える。
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簡単に短時間で遊べるし、容量も軽いので、このビジュアルを見て気になったら試してみて欲しい。
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評価:6(面白い)

ゲーム概要
ヒントを記憶してロジカルに判断する記憶力パズル。ローポリのオブジェがセンス良し

おすすめポイント
適度に遊べる暇つぶし
ローポリオブジェのセンスが良い

注意点
駆け引きなどはないシンプルな知育ゲーム

アプリリンク:
Memopoly (itunes 無料 iPhone/iPad対応)

販売:Appsolute Games LLC(?)
開発:Flexipixi(?)
レビュー時バージョン:1.0.1
課金:広告削除(240円)、ヒント(広告でもヒント可)
公式ページ:http://flexipixie.com/memopoly/
ライター:ゲームキャスト トシ

動画: