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インディーゲームの闇から蘇った『Bardbarian』、順当に面白い『マレニア国の冒険酒場』、『Alleys - 路地探索』など注目12作 - 5月17日の新作感想

たくさんのゲームを少し遊んで、ざーっと紹介するコーナー。
5月17日までに遊んだゲーム一覧。
『Bardbarian』は昔出ていた同名ゲームのバランス調整板だが、元から面白かったのでおすすめ。
その他、良いゲーム盛りだくさんなので全部確認して欲しい。

注目のゲーム

Bardbarian - Premium Edition (itunes 600円 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)

蛮人で吟遊詩人の「バードバリアン」を主人公としたリアルタイム戦術ゲーム。
自動で戦う戦士達を指揮し、バードバリアンの力で補助して街を破壊する敵を倒す戦術性の高い横スクロールディフェンスゲーム。
新装版が出るに当たって課金が削除され、バランスが調整され内部課金も必要ないようゲームのペースも速くなったとのこと。元から面白かったが、これなら自信を持って進められる。
なお、パブリッシャーから2年間入金がなかった(パブリッシャーのTwitterも2年前で止まっている)ので頑張ってアプリを取り戻して新しく出したというインディーゲームの闇案件である。

おすすめゲーム

RPG マレニア国の冒険酒場 ~パティアと腹ペコの神~ (itunes 840円 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
552x414bb - コピー
探索を繰り返して素材を集め、ファンタジー世界ならではの料理を作って酒場を経営するRPG。
元アトリエシリーズ系のスタッフもいるというライドオン製作で、スマホ黎明期に『不思議の国の冒険酒場』として人気を博したシリーズ最新作。
プレイしてみると普通に探索+調理+経営のRPGとなっており、ケムコでたまに見るしょぼさも感じない。良さそう。

Alleys - 路地探索 (itunes 600円 iPhone/iPad対応)
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英国風の路地を模した通路を探索する3D脱出ゲーム。
台湾の開発者が1人で6年をかけて作り上げたインディーゲームで、その3D世界は見ているだけで楽しめるほど雰囲気が出ている。
謎は少なめになっており、風景に隠された鍵を探してはポストなどを空けて進行に必要なアイテムを見つける「探し物ゲーム」の方が近い。
ただ、この雰囲気と探し物の相性が抜群なので、それでも楽しい。

見るべき点あり

Super Hydorah (itunes 840円 iPhone/iPad対応 / Steam)

グラディウスなどをリスペクトして作られた『Hydorah』のリニューアル版。
地形たっぷり、仕掛けたっぷりなのでパターンを覚えて進む「覚えゲー」になっているが、指の位置に合わせて機体が移動する相対タッチ操作が追加されているのでスマホ版は多少アドリブが効く。
また、日本語に対応している点、MFiコントローラーを利用して原作難易度でプレイできる点も魅力。
シューティング好きにおすすめのゲーム。

G30 (itunes 600円 iPhone/iPad対応)

図形が複数くっついたサークルを回し、画面中央で図形を組み合わせ、 ストーリーテキストが意味する物体を作るシルエットパズルゲーム。
単純にサークルを回すだけのオサレなアートパズルに見えるが、隠された単語を集めることでアンロックされるストーリーもある模様。今回のオサレ賞。個人的には好きなので動画を見てみて欲しい。

Run or Die by Team Flow (itunes 120円 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
ss1
ジャンプとスライディング、そしてスペシャルパワー(状況によってビームだとか、ハイジャンプだとか切り替わる)ボタン2つを使って進むランゲーム。
ランダム生成の道を走るだけだが、ゲームの世界観は出ているし、スペシャルパワーが豊富なおかげでギミックも多め。

Homo Machina (itunes 360円 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)

メカとして表現された人間の体を、内部で作業する労働者となって正常に動かすパズルゲーム。
機械に見立てた人間の体は少しグロテスクだが、非常に動きが面白い。
日本語対応していないが、人間(メカ的に表現されているだけで、プレイヤーが動かすのは生きている人間の体内である)の感情に同期してメカの様子が描写されるストーリーも良い。


Weapon Battle - 全国制覇 (itunes 無料 iPhone/iPad対応)
ss2
敵を倒して武器の設計図を奪い、画面を連打して武器を鍛えて売り、自らも製作した傑作武器を手に取ってさらなる戦いに挑む鍛冶屋バトルRPG。
グラフィックが良いのに、動きがショボすぎてミスマッチの笑いが楽しめる。
また、半自動でクソみたいな名前が決まるシステム、武器名に「佐賀剣」など日本の地名がつくシステムなどもあり、全体として暴力的なシュールさを誇る。
ゲーム部分は微妙だが、見てて楽しいので少しプレイしてしまう。ずるい。

Resus Days (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)

救急医療チームを率いて、患者の命をつなぎ止める救急シミュレーション。
心臓マッサージに始まり、気道確保や薬物投与などを患者のバイタル値を見つつ的確に行い、かつスタッフのスタミナも管理しなければならない。
英語のみだが、ちゃんとやったら楽しめそう。

Race Time! (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
ss2
タッチ操作だけで進む、見下ろしレースゲーム。
画面を押していれば加速、そうでなければ減速という簡単操作。車は自動コースに沿って進もうとするが、加速しすぎるとコースアウトしてしまう。
浮遊感が気持ちいいし、他人のゴーストをDLしてレースできるシステムも競争心を煽ってきてついつい遊んでしまう。シンプル楽しい系。

B-Boy Jump - ブレイクダンスのゲーム (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
ss2
Doodle Jumpに近い久々シンプルなジャンプゲーム。
足場に手をつくたびに跳ねるB Boyを、左右に制御して別の足場まで導き、ひたすら上を目指すゲーム。
シンプルだが音が気持ちよくて、プレイしているうちに「これを音ゲーの位まで高められるのでは?」と考えてしまったので、技ありで「見所有り」枠に。
妙に後を引くんだよなぁ。

The Quest - Celtic Queen (itunes 360円 iPhone/iPad対応)
ss1
オープンワールド3DRPG、『The Quest』のエキスパンション。未プレイ。

その他のゲーム
SHOGI-SHOOTING (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
ss3
将棋をイメージした画面固定シューティング。
指で画面をなぞって自機を自由に移動させ、ショットはオートの普通のシューティングゲームかと思いきや……倒した敵が即座に仲間になり、倒された見方が即座に敵となるカオスゲームだった。
全ての仲間が指の移動に合わせて動くため、敵弾回避は困難。途中から指で軍団を制御し、敵軍団とぶつかり続ける別ゲーに。演出がイマイチなのでその他にしたけど、嫌いじゃない。

アイアン・スローン(Iron Throne) (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
ss1
いわゆるTravian系のリアルタイム戦術ゲームの3D演出を強化したもの。
驚くほど『Game of War』しているので、そういったゲームが好きな人に。

Pocket Balloon (itunes 240円)

ARで着地点を作り、バルーンを飛ばして楽しむARゲーム。
画面をタッチしてバルーンを浮かせ、マイクに息を吹き込んで風を起こして移動を制御する。
外で遊ぶとそこそこ楽しいが、買うまでは……とも思ってしまう。



Golitaire (itunes 無料 iPhone/iPad対応)
ss1
カードをそろえるときの音が心地良く、オシャレなソリティアアプリ。
システム的に特筆すべき点はないが、音がよい。

Nala Cat™ (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
ss2
ネコを山から下ろすアクションゲーム。
移動方向は右下or左下のみで、コースを素早く判断して降りるゲームとなっている。
ゲームスピードはカジュアルめだが、悪意のある餌をばらまいて(スコアアイテムなど)プレイヤーをいミスさせようという気迫が感じられるゲーム。