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少女が俺を殺す…サイコ電脳異界ADV『異界探訪記』。メトロイドプライムに憧れて作られた作品 #TokyoSandBox

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「おねがい、わたしを 殺して」
インディーゲーム展示会“TOKYO SANDBOX”で見つけた『異界探訪記』は、異界に呼び出されて謎の少女に自らを殺すように依頼されるヘビーな電脳異世界アドベンチャーだ。
なお、依頼主ははかなげな少女のように見えて、正気が壊れている印象を受けたので“サイコ異世界アドベンチャー”かもしれない。なかなかパンチも効いている。
さらに、プレイヤーが自由なルートで同じステージを何回も遊べる“何度も遊べるアドベンチャー”になっているという。

本作はマップ探索型のアドベンチャーで、プレイヤーはマップを見ながら限られたエナジーを消費して移動し、移動した先でイベントをこなす仕組みとなっている。
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この世界はノイズによって壊れかかっているが、プレイヤーだけが世界の根本に干渉して物体をスキャンし、ノイズを除去して世界のあり方を変えられるのだという。
ノイズを除去していくと物体に触れるようになってイベントが発生することもあり、これが物語の分岐を決めるようだ。
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▲ノイズがかっている場所を長押しすると円が描かれてスキャンされ、物体の情報が分かる。

作者さんによると、本作の特徴は何度も遊べるアドベンチャーということ。
初回プレイ時は決まったルートがあるものの、プレイヤーはそれに逆らって移動する事もできるし、それ相応の反応を受け取ることもできる。
実際、序盤で「嘘をつかないでね?」と念を押されているところで軽い嘘をつき、いきなり殺されるサイコイベントを体験できた。
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▲この少女いい感じに狂ってる

このように1周目はルートを外れると死んでしまうような展開だが、プレイ2周目以降は自由度が上がり、同じ場所をもっと楽しく何度も体験でいるのだという。
作者さんは何でもスキャンできる『メトロイドプライム』が好きで、そのスキャンシステムをアドベンチャーに持ってこられないか考えてこのような仕組みができたとか。

なんにせよ、意欲的なシステムであることは間違いない。
現在、Android(iOS版は間もなく)で第1章のみが配信されており、全3章(好評があればもっと)を予定しているとのこと。

気になる課金なのだが……一切なし。
このゲームはごく普通のIT企業UNISS Corp.の社内ベンチャー事業として、ゲーム好きの3人がLOBO'S STUDIOというスタジオを立ち上げてゲームを作られており、会社の名前が広まれば良いのだという。
なので、この言葉でこの記事を締めくくりたい。

会社内の余力で社員にインディー(?)ゲームを作らせる会社、UNISS Corp.サイコー!

アプリリンク:
異界探訪記 (GooglePlay)