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ショットなんて飾りです。ロックオンミサイルだけで敵を倒す偏ったSTG『Missile Dancer』5月リリース予定 #TOKYOSANDBOX

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インディーゲーム展示会“TOKYO SANDBOX”の会場の片隅に、『MoonStriker』で名をあげ、『イメージストライカー2』で良くも悪くも話題になったTerrarinsoftの最新作が展示されていた。
その名は『Missile Dancer』。ロックオンミサイルで敵を撃ち落とす、レトロ風のシューティングである。

これまでTerrarinsoftのゲームはオマージュ元が存在し、遊びのポイントこそ異なっていたが、ヘビーオマージュが一部で問題視されていた。しかし、今作からは完全オリジナルの方針でゲームが開発されており、一目でわかる要素はない。
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これについて、Terrarinさんに聞いてみたところ
前作の『イメージストライカー2』に関してはオリジナルゲームだと思っているが、自分が好きだったゲームの制作に関わった人たちが
「似すぎていて良い気分はしない」
という意味のことを発言したと知ったこともあり、反省して今後は完全オリジナル作品を作る方向に変更したとのこと。

で、そんな完全オリジナル新作第1作は、ロックオンだけに重点を置いた特化型シューティングとなっていた。
 今作は円形のレーダーに入った敵をロックオンし、ミサイルで倒し、ロックオンチェインで得点を稼ぐ仕組みだ。
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通常ショットも存在するが、威力は極めて低く、敵のミサイルなどを破壊する回避用途に使うものと位置付けられている。なんと、ショットには(試遊版では)効果音すらないほど割り切りである。


全8ステージで、容量はおよそ30MB(プログラムで背景を描いて容量を削減したという)。
また、今回はBluetoothコントローラーとMFIコントローラーにも対応し、シューターの満足度も挙げているとのこと。
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実際にテストプレイしてみたところ、いかにレーダー範囲に接近するか、そしてロックオン後に追ってくる敵弾を撃ち落とすかという「寄って、逃げて、寄って」のプレイが強調された内容が楽しめた。
前作は迷いを感じる内容だったが、今作ではロックオンに振り切ったゲーム内容でクラシカルな面白さを提供してくれそうだ。