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セガ『パンツァードラグーン』の音楽アルバム5作品をデジタル配信開始。AZELは"其は聖なる御使いなりや”2018年版アレンジも収録

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セガより、ドラゴンに乗って戦うシューティング『パンツァードラグーン』シリーズ作品4作の音楽アルバムが配信開始となった。先だって配信された20周年記念アルバムと合わせ、これでパンツァードラグーンシリーズ5作品がデジタルダウンロード可能となったわけだ。
このシリーズは音楽の比重が大きく(音楽に同期してステージが構成されている)、こういった配信を待ちわびていたファンも多いだろう。
iPhoneと関係ないが、個人的にとても好きなシリーズなのでニュース掲載しておく。

パンツァードラグーン (1500円 iTunes / Amazon / Google Play)
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初代『パンツァードラグーン』はドラゴンに乗って戦う3Dシューティングゲームで、ポリゴンがゲーム機で利用できるようになった初期の作品。
ドラマチックシューティングと題された初代作品は、3Dを活かした世界を音楽と完全に同期させて動かし、セガサターンのオリジナル作品として新たな3D時代の幕開けを告げた。
ステージ1の曲“飛翔 〜Episode 1”は、聞くだけでステージを思い出せるプレイヤーも多いはず。久々に聞いたら涙出そうだった。

パンツァードラグーン ツヴァイ(1,500円 iTunes / Amazon / Google Play)
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グラフィックが強化されて動きもスムーズになり、サターンの性能を見せつけた2作目。
システム的にはドラゴンの変化、バーサクなどの新機能も追加されたが、やはりドラマ演出の強化が良かった。
また飛翔で申し訳ないが、ドラゴンが地面から飛び立つ瞬間の曲は今でも覚えている。あと、“ツヴァイのテーマ”を聞くとナギとの別れを思い出す…。

アゼル -パンツァードラグーン RPG- (2,100円 iTunes / Amazon / Google Play)
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シリーズ唯一のRPGだが、個人的には最も好きな作品。シューティング風の戦闘も良かったし、何より黄昏の世界を飛び回る気持ちよさがあった。
CMでも使われていた“Sona mi areru ec sancitu (其は聖なる御使いなりや)”は、今聞いても良い。
なお、今回のアルバムには2018年のアレンジバージョン、“Sona mi areru ec sancitu (2018 Re-Arranged)”収録。
アルバム本体を持っている方は、曲単品買いもいいかも。
このゲームは早くリメイクして欲しい。

パンツァードラグーン オルタ (1,500円 iTunes / Amazon / Google Play)
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XBoxの目玉となった作品。当時としては「動かせるムービーか!」と言うぐらいグラフィックがきれいだった。
やっぱりゲーム内独自言語による歌“Anu Orta Veniya”は印象的。
民族音楽的な空気がたまらない。

Resurrection: AZEL-パンツァードラグーンRPG- (20th Anniversary Arrangement)(1,800円 iTunes / Amazon / Google Play)
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『AZEL-パンツァードラグーンRPG-』から、作曲の小林早織さんが20曲を選んでアレンジしたアルバム。ここにも“Sona mi areru ec sancitu (其は聖なる御使いなりや)”が入っていて買うしかなくてズルい。
ただし、『AZEL』ディレクターの二木幸生さんをはじめとしたテキストが楽しめる物理版が一番おすすめ。物理版は3月10日発売(Amazonリンク