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8月末で終わる『ワールドチェイン』がなぜか今最高に面白いので終わる前に遊んで欲しい

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2017年8月31日にサービス終了予定の『ワールドチェイン』が面白い。いや、ストーリーいいし、バトルも良いし、ほんと良い。
で、そんな『ワールドチェイン』のストーリーが完結し、8月31日のサービス終了を前に買い切りゲームのようにスラスラ遊べるバランスになって楽しめる大盤振る舞いをしている。
今、サービス終了前の大盤振る舞いをしているので、「○○(好きなゲーム名を入れてください)のメンテ空けを待っている」とか「マギアレコードの開始を待っている」とか「とりあえず暇つぶししたい」とか、そんな皆さんに是非やっていただきたい。

これ。ワールドチェイン (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)

本作の基本は、「歴史が改編されてしまい、現代が崩壊しそうなので歴史を元に戻してくれ」というタイムスリップ物で、その骨子は『Fate / Grand order』(FGO)に近い。
しかし、その流れは結構違う。
FGOが特定の時代の特定のイベントを扱うのに対して、本作では特定の人物が生きた時代を、細かくタイムスリップして体験していく。
たとえば、戦国時代ではうつけ者だった織田信長から、魔王と呼ばれ性格まで変わってしまった織田信長まで、長いスパンで接しながら歴史の重要イベントに関わっていくことになる。
歴史が人を変えていく様を見られるのが、1つの醍醐味である。

ここでまた重要なのが、歴史の勝者が、歴史通りに生き延びなければ歴史は変わってしまうこと。
しかし、歴史上の勝者が常に正義とは限らないし、心を通じた相手がいても歴史上死ぬことが正しければ見捨てなければならない。
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正義も悪も、そうでないものも何かしらの理由を持って生きて、死んでいく。
多くの偉人たちの生き方を見つつ、謎が明かされていく(なお、この記事を書いている段階では未クリア)ストーリーは読み応え抜群だ。
同じセガだと『チェインクロニクル』がストーリーの良さで話題になったが、『ワールドチェイン』はそれよりもドラマチックで良い。

そして、バトル面を見ても本作はかなりのものだ。
本作のバトルはちびキャラたちを操作して画面左からやってくる敵を迎撃する『チェインクロニクル』系バトルだが、アーケードの『三國志大戦』などのスタッフが参加したためか、よりアクションが強化されている。
たとえば、騎馬兵なら一定距離の助走をつけてから戦うと強力な攻撃を繰り出せるし、弓兵なら足止めされている集団に強いなど、兵種による駆け引きがある。
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また、偉人の力を借りて“リヴァイブ”することで20秒程度大幅パワーアップするシステムは単なる必殺技で終わらず、使いこなし次第で大きく有効度が変わってくる。
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敵のアクションも豊富で、かなり嫌らしい奇襲を仕掛けてくるときも。これもまたかなり面白い。
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で、こんなワールドチェインが今なら最後まで無料で楽しめるという。
課金が停止し、ガチャがほぼ引き放題になり、メインストーリーはスタミナを1しか消費せずに遊べる。
今、私自身もプレイしているが、ストーリーがいい感じでかなり遊んでしまう。
ある種の買い切りゲームのような気持ちで楽しめるので、8月31日に終わる前に皆さん是非遊んでみて欲しい。
もっと早く、ちゃんと紹介していれば良かった……。

アプリリンク:
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