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あらゆる角度から手を見られる絵描き向け資料アプリ『Handy Art Reference Tool 』

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手を描くのが苦手な方は多いのではないだろうか。そんな方に朗報だ。
さまざまなポーズの手を好きな角度から見て、ライとの位置まで調節できるイラストレーター向けの補助アプリが登場した。
これはゲームではないが、「自分の知る限りスマホで最高の参考資料なんで、ゲーキャスで広めてください!」と知人が興奮気味に伝えてきたのでこの『HANDY』を紹介しよう

アプリを起動すると、手と足と頭を選択するメニューが出てくる。
とりあえず、今回は手を選択しておく。
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次に性別を選択する。
男性の手はごつくて欠陥が浮き出ていて、女性の手はすらっとしている。
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▲左が男性、右が女性。

続いてポーズの選択。手のポーズは72種類。
使用者自身の手で指を動かすなどの微調整はできないが、これだけあればまず十分だろう。
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で、ポーズを選択するといよいよ手の表示である。
手のスキンが少しリアルというか、ホラーに寄っている気がするが見やすさは十分。
指でドラッグすれば視点を変えられるし、ピンチ操作でズームも可能だ。
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画面下のライトオプションで光源の調整や、左右の反転も可能。影を描く参考にもなる。
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そのまま光源の位置やポーズを保存し、いつでも同じ角度、同じ光源の手を呼び出すこともできる。
光源設定だけをロードして、違うモデルに別々のポーズに同じ光源を適用することも可能。
「スマホの画面に手を映して、そのまま描けばだいたいオッケーですわー」とは、アプリを紹介してくれた友人の弁。確かに便利そうだ。
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なお、アプリ名は『HANDY』だが、男性と女性の頭部、骸骨、フラットな頭部もおまけで付属している。
これもまた役に立ちそうだ。
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さらに、追加課金で足と動物の頭蓋骨も利用できる。
足は240円で21通りのポーズ。男性の足のみ。
動物の頭蓋骨はは120円で牛、ネコ、犬、山羊のセットとなっている。必要そうであれば、買ってもいいだろう。
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個人的には、フラットなアニメシェーダースキンも欲しいとは思ったが、絵描きの方には便利なアプリだと思うので、気になったらぜひ試してみて欲しい。

アプリリンク:
Handy Art Reference Tool (itunes 240円 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)