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グリー子会社ポケラボの『シノアリス』課金バグの存在を認める。ただし課金サービスは継続

『シノアリス』が、課金系バグがあるはずなのに「直った」と宣言して運営を続けていると先日よりゲームキャストで告発してきたが、ついにシノアリス公式は不具合の存在を認めた。
本日、6月16日までの課金系不具合に対する対策を発表したのである。
これは、「魔晶石の不具合が直った」と宣言した日から、バグが続いていたことを認識している。その上で、根本的な対策と警告をしないままに「直った」と嘘をついて課金を継続させたことになる。
(詳細な流れは『シノアリス』は、プレイヤーのために魔晶石消失バグの存在を明かすべきではないかをどうぞ)

このツイートの問題は、もう1つある。
現在も高負荷状態であれば、課金に関する不具合があることを認識しつつサービスを継続していることである。
ほとんどの場合において高負荷による不具合は、そもそもゲームの設計の根本的な欠陥を示唆しており、サービスを停止して長時間かけて直すものである。
良心のある企業であれば、プレイヤーに迷惑をかけながらサービスを続けるようなものではない。

また、シノアリスは先日イベントを決行したが、その後30分でサーバーが落ちた。
つまり、シノアリス側がイベントをすれば今後も被害者が増える。高負荷で課金不具合が発生することを認識していてイベントを行ったこととなる。
明らかに、ゲーム企業としてあり得ない。
普通はサービス停止、最悪でも課金やガチャのたびに「不具合があるので気をつけて」、プレゼントを受け取るたびに「消える可能性があるので気をつけて」と警告するべきものであろう。
また、後ほど詳しく調べて記事にするかもしれないが「返金を求めたプレイヤーをBANしている」という証拠も複数届いている。

『シノアリス』についてもエッジが効いた『ドラッグオンドラグーン』(たとえ、バトルがやや単調でも!)からヨコオタロウさんは好きだったし、ジノさんの絵も素晴らしく、ゲームに期待していただけに残念だ。

また、文中にポケラボ・グリーという記述を出したが、ゲームキャストではポケラボの運営ではあるが、グリーが開発に大きく関わっていることを複数の情報筋から入手している。
こう言ったことを有名企業が行えば、ゲーム業界全体の印象が悪くなる。モバグリのガラケー時代は、それこそこんなことは沢山あった。しかし、すでに黎明期は脱した。
グリー・ポケラボはいつまでこのようなことを続けるのか。
とくに『アナザーエデン』が良かっただけに、グリーが関わっているゲームでこのようなことが起きるのは残念に思う。

2017.06.16 17:30訂正
後ほど記事にするが→詳しく調べて記事にするかもしれないが、に訂正しました