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『シューティングゲームに稼ぎを求めるのは間違っているだろうか』レビュー - 上級者も初心者も、平等にスコア稼ぎを楽しめるSTG

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シューティングゲームを、スコア稼ぎを、誰にでも平等に楽しんで欲しい。
そんなメッセージが込められたシューティングが登場した。その名は『シューティングゲームに稼ぎを求めるのは間違っているだろうか』、略して『シューまち』。

シューティングのノーマルモードを終えたあと、ハードモードが恐ろしく難しくて諦めた記憶はないだろうか(しかも、ご丁寧に真エンドはハードモードのエンディングだったりする)。
本作は、そんなゲームに対するアンチテーゼである。シューティングを途中で投げてしまったプレイヤーにこそ遊んで欲しい、懐の深い1作となっている。

シューティングゲームの「スコア稼ぎ」は楽しいが、その面白さはマニアックになりすぎてしまうことが多い。
高スコア=高難易度。そんな壁の前にゲームをクリアして終わるプレイヤーも多いだろう。
『シューまち』は、そんな流れに逆らってスコア稼ぎの楽しさを伝えようとするシューティングである。

とは言え、稼ぎはあくまでやり込み要素。「稼ぎが楽しいですよ!」と言うだけでは遊んでもらえない。
そこで、『シューまち』は触るだけで楽しい弾幕シューティングを最初に用意した。
ステージクリア型で、1ステージは3分で遊べて操作は快適。
難易度も「信頼と安心のイージーモード」、ノーマルモード、「驚異のハードモード」の3段階の難易度があり、プレイヤーの腕にあわせて選べる。
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▲指の移動についてくる自機操作、オートショットの操作はベーシックで遊びやすく、キャラクターの当たり判定はにハート型に示されていて見やすく、被弾してもHPが0になるまで遊び続けられる体力式を採用している。

敵を倒したときは爆発の爽快感があり、大量のスコアアイテムを取得する物量の気持ちよさもありで、シューティングの気持ちよさのツボを押さえた作り。
なんとなく操作していても楽しい。難点は数カ所だけ背後から敵がやってくることがある箇所がある程度だろうか。
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ボスキャラクター相手には東方の影響をうけた弾幕も楽しめるが、耐久力が低めなので少し避けられれば倒せてしまう。序盤は詰まったとしても3回ぐらいのリトライで撃破でき、いい気分で遊べる。
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その上で「稼ぎを伝えるためには、まだ足りない!」とばかりに、『シューまち』はプレイヤーを徹底的にもてなす。
ゲームを進めるだけで、どんどんキャラクターが成長し、追加キャラクターも増えていくのだ。
とくに序盤はドシドシ追加要素がもらえるので、弾幕シューティングが苦手だろうがルールを理解していなかろうが楽しく遊べてしまう。
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▲適当に遊んでいるだけでクエストが終わって、ボーナスが足されていく。

また、制作者は韓国の方だが、日本のラノベを意識したタイトルや怒首領蜂のセリフ回しを意識した警告メッセージなど、小ネタの仕込みもある。
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それらを楽しんでいる間に、プレイヤーは「あ、コインを貯めるとコスチュームが買えて良いことがあるんだな」と気づく。そこで初めてスコアとコイン稼ぎの重要性を認識し、ポジティブな気持ちで稼ぎシステムに向き合うこととなる。

本作の稼ぎシステムは「張り付いて倒せ」に集約される。
自キャラの周囲には「錬金結界」と呼ばれる円が描かれており、錬金結界内に入ったコインは吸い込まれて取得できる。
さらに、錬金結界内で敵を撃って出たコインは通常よりグレードが高くなり、より多くの得点を稼げる。
さらにさらに、錬金結界内で倒された敵は、岩に変わる。この岩を撃つとコインが大量に出現してまた稼げる。
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敵に張り付いて稼ぐと、さすがに難易度は上昇する。ただ、ポジティブな気持ちで稼ぎのタイミングを迎えられるので、プレイヤーも少しはチャレンジしようという気持ちになるだろうし、何よりイージーモードでは張り付きのリスクが低いように敵弾の設定がなされている。
うまくコイン稼ぎの波に乗れると、いつの間にか稼ぐ爽快感を覚え、ズブズブとスコア稼ぎの沼にハマっていく…それが、『シューまち』のシナリオである。
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▲敵弾を大量のコインに替える気持ちよさ…

なお、本作ではイージーモードでもハードモードでもスコアが大きくは変わらない。
難易度が上がると敵弾が増えるが、他のシューティングゲームのように2倍も3倍も変化があるわけではない。せいぜい、1.5倍あるかないか。
「凶悪な弾幕と対決しないでも稼ぎを楽しんで欲しい」
そんな作者のメッセージが聞こえてくるような仕組みだが、本作はそのメッセージを押しつけたりはしない。

表向きは1回3分でお手軽に遊べて、ツボを押さえた爽快な演出を備えた「お手軽爽快シューティング」で、誰もが楽しめる作品であり、その裏で「すべての人に、スコア稼ぎを楽しんで欲しい」という泥臭くも熱いメッセージを発するシューティングである。

もし、遊んで本作が気に入ったら唯一の課金要素である「作者に飯をおごる」を購入してあげて欲しい。
480円を支払って作者に飯をおごると、常にEXPとコインが2倍になり広告が削除され、よりこのゲームを楽しめるはずだ。

評価:7(要チェック)


課金について

480円で広告削除+無限にEXPとコインが2倍ブースト

おすすめポイント
お手軽で楽しいシューティング
初心者から上級者までスコア稼ぎを楽しめる

気になるポイント
突然下から敵が出現することがある
チュートリアルはもう少し丁寧な方が良かった

(バージョン1.0.55、ゲームキャストトシ)

アプリリンク:
シューティングゲームで稼ぎを求めるのは間違っているだろうか (itunes 無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)

コメント一覧

    • 1.  
    • 2017年04月09日 23:23
    • 今時のシューティングゲームの印象なんて、弾幕出して無理ゲーさせられる印象しかないもの
      稼ぎなんてのは、まず一通りのコンテンツをクリアできるようになってからの話じゃん
    • 2. はやミン
    • 2017年04月10日 00:22
    • 5 シューティングゲームって聞くとグラディウスとかパロディウス並の難しい場面を思い出しがちだけど。誰でも気軽にシューティングゲームが楽しめるのはナイスアイディアだね。👍
    • 3. 通りすがり
    • 2017年04月10日 09:21
    • STGの魅力って手軽さよりも達成感がいいんだけどなぁ。一発で死ぬドキドキ感を楽しみの一つだと思うし。死んだ→もう一回→死んだ→もう一回の中毒性。それをクリアした時の優越感とか
    • 4. 通りすがり
    • 2017年04月10日 14:17
    • 上級者は楽しめないよ、こんなん。
    • 5. 通りすがった
    • 2017年04月10日 14:43
    • 俺は怒首領蜂とゼロガンナー2をワンコインクリアした上級者だと思っていたが、このゲームを楽しめるということはシューティング初心者だったのか…。
    • 6. ななし
    • 2017年04月10日 15:23
    • ※1
      STGクリアへの近道は稼ぎをやる事なんやで
    • 7. 泥
    • 2017年04月10日 16:18
    • 狭量な老害STGファンの集まるコメ欄ですね。
      そんなだからアケSTGは衰退したんだよ…
    • 8. バター
    • 2017年04月10日 17:48
    • STG衰退というか今ゲーム業界全体が衰退しとるんですがそれは…そもそも弾幕ゲーは、今でも人気やん。東方とか今でも出してるやろ?
    • 9. 名無し
    • 2017年04月10日 18:12
    • ガチャがアレな点に目を瞑ればごまおつは結構楽しめる
    • 10.
    • 2017年04月10日 22:39
    • 間口を広げてくれようとしてる人にこの対応
      そりゃ衰退するわけだ

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