コメントその他を勘案し、いったん凍結となりました。
ゲームキャストでは、レビュー時にアイテム課金ゲームの情報表示の誠実さを評価することを計画しております。
ガチャアイテムの情報開示度を点数で表記しようと考えております。情報開示の点数が極端に低い場合、レビューの点数を減らす予定です。
これは、有料ゲームにちょっとした課金ガチャがある場合にも適用されます。
下記のように考えておりますが、何か意見がありましたらコメント欄にて提案・ご指摘ください。
確率表記について
ガチャのレア度別確率表示なし:0点
ガチャアイテムのレア度別確率表示：3点
ガチャアイテムの個別確率表示：5点
商品情報開示について
目玉ガチャアイテムの一部データ表示：1点
目玉ガチャアイテムの全データ表示：3点
ガチャアイテムの全データ表示：4点
上記２項目を合算して基本点数とし、さらに下記を加味する。
・ガチャの内容物が全て表示されている場合は＋1点
・ガチャアイテムのデータがランダムに変化するとき、その詳細が表記されていなければ－1点
・ガチャ画面から情報を確認しづらいなど、データ表示位置が悪ければ－1点
・最上級レアの出現率が2%未満で個別確率表示がなければ－1点
5点以下は良くない、6点以上は努力中、8点以上は優良、10点で満足、というイメージです。
ただ、ゲームは面白さが第一ではあると思っているので、大きくても１点分の評価の影響にとどめます。
本来であれば、運営体制も加味したいのですが個人サイトでは継続的に長期間ゲームを見ることは困難です。
たとえば、下記のようなものは、評価したくても評価できません。
・イベントなどの不具合の不利をプレイヤーに押しつける
・課金者への補償が十分ではない
・頻繁にキャラクターデータを下方修正する
継続的な運営要素ついては、運営の評価については将来大手が行ってくれることを期待しつつ（万が一ゲームキャストが大手になればできる範囲でやりたいですね）、ゲームキャスト自身は規模に応じてできる範囲で…つまり、ガチャについて評価したいと考えました。
全体のプレイ権を購入する優良ゲームに対し、アイテム課金方式のアイテムは、目的を持って品物を買う形式です。
たとえばイベントを攻略したり、特定のスキルが欲しかったりと目的があります。それがプレイヤーの期待とずれていてはいけないし、客観的なデータを表示しやすいデジタルゲームはそういったものを用意し、プレイヤーに十分な情報を与えるべきだと思っています。
アイテム課金式ゲームでは、ゲームメカニクスと課金方式がセットになっています。コンプガチャ絶滅によってセットアイテムが死んだ（個人的には死ぬ必要がなかったものを業界の自主規制機能がないために殺してしまっただけだと思いますが）ように、データ開示によって死ぬゲームメカニクスもあるかもしれません。
しかし、ゲームキャストの姿勢は「プレイヤーの誤解を生むアイテム課金が必須のメカニクスなら、死んで良い」というものです。
どうしても数値を隠した面白さを表現したければ、完全無料ゲームか有料ゲームでやれば良いでしょう。
情報の開示度については、コメント欄の意見を加味した上で今後実施の予定です。
