心に何かを残す秀逸なストーリー演出、暖かなドット絵、そして『プラントVSゾンビ』のLaura Shigiharaによる優しい主題歌。
死期を迎える老人の記憶をたどり、夢を叶える優しくも心温まるテーマ。
RPGツクールで作られたゲームながら、世界中で評価され、愛されたアドベンチャー『To the Moon』がスマホに移植される。
『To the Moon』において、プレイヤーの役割は人生の最後に、思い残した夢を叶えるエージェントだ。
ただし、現実ではなく、記憶の中で。特別な機械を使って、記憶をたどって対象者に仮想の現実を体験させ、そこに少し手を加えて夢を体験させる。
そして、夢を仮想体験で実現した者は、心安らかにあの世に旅立てるというわけだ。
今回の対象者が願う夢は、「月に行く」こと。『To the Moon』は、老人の人生をたどり、それを叶える優しいアドベンチャーである。
PCではPLAYISMから日本語版が出ていたが、今回の移植に当たって日本語対応が行われるかどうかは明かされていない。
しかし、英語にせよ楽しみであることには変わりない。
リリースは2017年内とされているので、じっくりと待ちたい。
