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主人公がッ! 2回死ぬまで! 走るのをやめないッ!! 『Undead City Run』レビュー

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あ、ありのまま今起こった事を話すぜ!
「おれは、人間を操作してゾンビから逃げるランゲームを遊んでいたと思ったら、いつのまにか人間を殺戮していた」
何を言っているのか、わからねーと思うが、この記事を読んでくれればわかるはずだぜ!
『Undead City Run』は、一見普通のランゲームでしかない。ゾンビから逃げるスタートからして、『テンプルラン』の流れを踏襲しているし……。
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左右のスワイプでレーンを切り替え、上スワイプでジャンプ、下スワイプでスライディング。
この操作も『Subway Surfar』そのまま。
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強いて言えば、アイテムを拾ってゾンビを倒せるのがオリジナル要素で、モップ、ギターに刀など、さまざまな武器が用意されている。
とはいえ、これも含めてどこにでもあるランゲームだ。プレイしたら、誰だってそう思う。おれだってそう思った。
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▲細い見かけによらず、超人的な運動神経の主人公。

が、ゾンビに関節技を極められ、倒れた次の瞬間……。
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主人公が、ゾンビとなって蘇る!
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そのまま走り始め、人間を襲う主人公。操作方法は人間時と同じなのに、人間に体当たりして、脳みそを食べる闇のランゲームに早変わりである。
人々は逃げ惑い、悲鳴を上げ、阿鼻叫喚の地獄絵図。
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軍人がバズーカを発射してきても、下スワイプでくぐり抜け……。
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そのまま上スワイプでいただきます。ぐしゃり。
超人的な人間が素材だと、ゾンビになっても無双の活躍である。
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脳みそエネルギーが切れて動けなくなるか、障害物にぶつかるとゲームが終了し、生前のスコアとゾンビ時のスコアが合算されて、プレイヤーのランクが決定する。
ゾンビの討伐数と人間を襲った数が両方ともスコアに加算されるとは……味方にしても、敵にしても迷惑なヤツである。
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これで驚いたが、このゲームにはまだ先がある。
チェックポイントでの補給したり、先に進むほどに仕掛けが増えたりと基本的なおもてなしが作られており普通に遊んでも楽しい。
ラジカセから音波を出してゾンビを倒しまくったり、トラックに乗ってゾンビを轢きまくったりと爽快な仕掛けも満載。
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出落ちのイロモノに見えて、エンターテイメント精神豊富な1作で、見た目よりかなり楽しい1作である。
既存のランゲームに飽きている方、変なゲームを探している方にぜひ遊んで欲しい。

評価:6(面白い)

課金:
コイン(使い切りパワーアップと、永続パワーアップ購入。永続は課金しないと厳しい)

おすすめポイント
豊富でばかばかしいギミック
ゾンビになって敵を襲う意外性

気になるポイント
楽しめるが、飽きるのは早い

(バージョン0.1.1、ゲームキャストトシ)

アプリリンク:
Undead City Run (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)

動画: