App Storeランキングを不正操作したアプリが制裁を受ける。Appleやる気を見せる。
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- 2015年05月22日

中華系のブースト広告(報酬によってアプリランキングを操作する広告手法)を使用したアプリが制裁を受けていることがアップトーキョーの記事で判明した。
ランキングを操作していたアプリは、ランキング圏外に飛ばされたり、アプリを削除される制裁を受けているようだ。
もしかしたら、Appleはランキングの正常化を目指しているのかもしれない。
ブースト広告はAppleの規約違反の行為だが、これまで大手を振って利用されてきた。
しかし、最近になってAppleは、ウォール広告をリジェクトし始め、急に規約の運用を強化してきている。
たいていの場合、こういった取り締まり強化は一瞬で終わるのだが……今回はどうなるのだろうか。

▲ウォール広告
ただ、ブーストを排除したところで問題が終わるわけではない。
App Storeでは新着アプリを検索しづらいため、多くのアプリが人目に触れないで終わってしまう。
人がアプリを探せる環境を用意しなくては、単にランキングが入れ替わりづらくなるだけで片手落ちになってしまう。
より良い検索手段を用意したり、App Storeの広告枠を作ってしまったりと、アプリにチャンスを与える対応をお願いしたい。
問題は終わってないはおっしゃる通りだと思います。
そりゃどこでも大きく宣伝打ちたいでしょうが、現実的には無理ですからね。
ブーストは褒められたものではありませんが、ドライに見れば広告費をどこに使うかの違いであるとも言えますし、ブーストを禁じられるとゲーム内容以前に広告宣伝で勝負にならず、いいゲームでも浮き上がってくる目がかなり少なくなくなると思います。
1位から削除の憂き目にあった
バトルダイアリーはゲーム自体はなかなか面白かったので、もったいないなとも思いました。
この問題はゲームキャストさんには今後も追って欲しいです。