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カプコン、『Ghostbusters Puzzle Fighter』で女性キャラだけがセクシーすぎて苦情を受ける。正式版では女性イラストは変更に。

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カプコンとBeelineが共同でリリースするパズルRPG、『Ghostbusters Puzzle Fighter』において「性的すぎる女性キャラクターを変更する」ことが伝えられた。
Pocket Gamerの記事では改訂前の「ポルノ女優のような女キャラクター」と伝えているが、確かにイラストを見ると納得である。
男性はゴーストバスターの衣装に身を包み、女性は半裸、もしくは衣装を着崩したイラストが多い。
これについて、facebookなどでプレイヤーから批判が寄せられており、今回の変更対応に至ったものと思われる。

今回の変更について、カプコンは「ゲームはソフトローンチ(一部地域でテスト中)中なので、多くのものに変化が必要だ。私たちは貴重なフィードバックに感謝すると共に、その情報を世界中で楽しめるゲームにするために活かしたい」としている。
この件はこれで終わりだ。

が、近年、海外で「女性の商品化」が問題となっており、「女性がセクシーすぎる」問題はこれで終わらない気がしている。
例えば、ゲームに登場する女性キャラはいかにして性の対象として描かれているか? (GIGAZINE)と動画が発表されたり、12歳の少女がゲームで女性キャラクターを使えない事を嘆くことが話題となったりと、ゲームと性の問題は注目を浴び、ゲームに影響を与えている。

例えば、『Minecraft』や『Temple Run 2』は女性の無料キャラクターを導入することになった。
今回の『Ghostbusters Puzzle Fighter』に対する風当たりの強さもその延長線上にあるように思える。

この勢いが強くなると、日本のゲームにも影響を及ぼすかもしれない。
グリモア~私立グリモワール魔法学園~のアプリが削除されたり、ガールフレンド(仮)画像を非表示になったりしているが、これらは「児童ポルノ」と見なされたためと思われている。
しかし、成人のイラストに関しても風当たりが厳しくなってくると、女性だけが性的な姿をしている(曖昧な言葉だが)ゲームについて、何かしら審査が厳しくなる可能性もあると思っている。

そう考えると、ゲームと性別の問題はしばらく注目し続ける必要がありそうだ。