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Monument Valley、正規料金を支払って購入したユーザー比率を明かす。Androidは95%が料金を支払わず。

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2014年を代表するスマホゲーム、『Monument Valley』の料金支払い率が開発者のTwitterで公開され、話題を呼んでいる。
全ダウンロードのうち、Androidで料金を支払った割合は5%、iOS版は40%だという。

料金支払い率については合法的に無料インストールした数も含まれているので、全て違法ダウンロードというわけではない。だが、それを考えてもこの割合には驚かされる。

※通常、合法的な無料インストールは、開発者から直接にアプリを提供された場合に発生する。
また、「インストール数と売れた割合」を比べているようなので、インストールされた端末数と売れた本数を比較しているならば可能性もある。
その場合、複数の端末を持つ購入者が2台の端末で遊ぶのは合法だが、おそらくインストール数は2、販売数は1となる。

その昔、iOSでは「売れた本数の3倍アクセスされる」と言われ、Androidは「違法コピーが多すぎて有料でやっていけない」などと言われていた。

例えば、初代Dead TriggerのAndroid版は、違法コピーが多すぎて基本無料になっている
違法コピーが多ければ、ゲームはオンライン認証や基本無料に向かっていくしかない。
しかし、有料ゲームでしか作れないゲームの仕組みはあるし、それを楽しみにしているプレイヤーも大勢いる。 Apple、Googleともに、コピー対策をより強化することを願うのみだ。


2015.01.06.16:20追記
「合法的に無料インストールした」について解説を追加しました。

アプリリンク:
Monument Valley (itunes 400円 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)

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