ゲームキャスト

面白いゲームを探すなら、ここ。

ロマサガ風の理不尽フリーシナリオが魅力。『ARTIFACT ADVENTURE 外伝』の資金調達、残り2日!

detail4_r
1ヶ月ほど前に紹介した、『ARTIFACT ADVENTURE 外伝』の資金調達期限があと2日に迫っている。
このゲームは、ロマサガ風のフリーシナリオとアクションを融合したRPGで、プレイヤーの選択が世界とエンディングを作る一風変わったゲームボーイ風アクションである。
(詳細はロマサガ風のフリーシナリオ+アクションのRPG、『ARTIFACT ADVENTURE 外伝』の資金調達開!)

たった20万円で、ゲームが遊べるようになるのに現在のところ支援は25%しか達成していない。
そこで、PRのためにもう1度記事を書いた次第だ。
なぜ、この記事を書くことにしたかというと、この前作『ARTIFACT ADVENTURE』が面白かったからだ。
あの記事を書いてから久々にPCを引っ張り出して、またプレイして見た。
(なお、定価700円ところ75%引きの175円で提供されているので気になったら遊んで見て欲しい)

何より自分が魅力を感じたのが、圧倒的な自由度。
スタート時に飛行船を手に入れて自由に旅をするか、戦闘が有利になるアーティファクトを貰うか、世界の秘密に迫る鍵をもらうか、といった3択からスタートし、選ばなかった物はそのプレイ中手に入らない。
pic1_r

飛行船を選んだらいきなりラスト付近まで行くことも(勝てないけど)可能で、ファミコン時代のはちゃめちゃなRPG感がたまらなかった。
もちろん、ちゃんと進めればあまりレベル上げ作業もなしに遊べるように調整もされている。
整った形でも遊べるが、それを壊すこともできる。それがたまらなかった。

個人的に一番印象に残っているのが、序盤に出てくる奴隷イベント。
キャラメイクを終えて街を歩いていると、いきなり怪しい場所にたどりつき「一番後列のヤツを売ってくれ」と言われる。
aa_r1

で、OKするとそのまま本当に売れてしまう。ロマサガの「なにをするきさまらー」状態である。
そして、そのプレイでは仲間はもうでてこない。
aa_r2

もちろん、正々堂々進むこともできるし、良いこともできる。
で、最後のエンディングで、今までやってきたイベントの後日談が語られ、「ああ、こんなことやったなぁ」と思い返せる仕組みも秀逸だった。
ゲームプレイとしても、周回するほどにゲーム内容が分かって効率的に遊べる仕組みを導入していて、何周もする間によりスムーズに遊べるようになり、上達感もまた楽しい。

で、これだけ楽しんだら続編の『ARTIFACT ADVENTURE 外伝』もやりたくなって、また記事を書いたわけだ。

外伝と本編の違いは、見た目とジャンルの差が大きいようだ。
見た目はゲームボーイ調で、バトルにアクションを取り入れたRPGになっている。バトルは『ドランシア』をリスペクトしているとのこと。
detail2_r

そして、厳しい選択肢はそのまま。
例えば、ゲーム内で「犠牲を覚悟でトンネルを開通させるか」、プレイヤーは決断できる。
detail_r

ここでトンネルを開通させると、未来の世界ではトンネルができるかわりに村が滅亡してしまう。
ゲーム内のイベントに影響があるだけでなく「こうして むらは なくなったが……」とエンディングでも後日談が語られる。
detail1_r

つまるところ、空気感を変えたタイニー版の『ARTIFACT ADVENTURE』が『ARTIFACT ADVENTURE 外伝』と言えそうだ。
自分が『ARTIFACT ADVENTURE』の魅力として感じたのは、プレイヤーの選択が結果を変えるイベントの数々。それが残っているなら『ARTIFACT ADVENTURE 外伝』もやってみたい。

そう思って今、記事を書いている。
この記事を見て気になった方は、ぜひMakuakeの資金調達ページを確認してみて欲しい。
あのころのRPGをいまの携帯ゲーム機で。ARTIFACT ADVENTURE外伝 | クラウドファンディング - Makuake(マクアケ)