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UTSUWAをキメろ!実写版ミリオンアーサーの中毒性がひどい。 - iPhoneゲーマーな日々

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アニメなら「見る」、ゲームなら「遊ぶ」。
ものにはそれぞれふさわしい使い方がある。

では、『実在性ミリオンアーサー(実在性)』の使い方は…「キメる」だ。
チープなのに、一度はまるとやめられない、見ないと落ち着かない、麻薬のような魅力があるからだ。

自分の周囲では、実在性を見てハイになることを作中の歌「王のUTSUWA(器)」からとって、「UTSUWAをキメる」と呼んでいる。

少し遅れたが、実在性について軽く説明しよう。
実在性は、ソーシャルゲーム『拡散性ミリオンアーサー』を実写化した「何か」である。
毎週金曜日の深夜に放映されており、1話はたった10分で終わる。
ネタバレの記事を見るよりも番組を見た方が話は早いので、できれば時間をとって1回だけUTSUWAをキメてみて欲しい。

第1話はニコニコ動画でキメられる→実在性ミリオンアーサー第1話

ニンジャヘッズ、勇者ヨシヒコ、拡散性ミリオンアーサー、もしくはその引退者ならば1回キメてみる価値はある。
体質に合わなければ、2話以降はキメなければ良い。
10分もとれない方には、第2話の予告を。これでノリはわかるはずだ。

 
では、ここからは自分がUTSUWAにはまった経緯を書いていこうと思う。

この話は、拡散性ミリオンアーサーのストーリーを踏襲したバラエティである。
第1話では、エクスカリバーに選ばれて王となった主人公アーサーと、王として国を治めていたにもかかわらずエクスカリバーに選ばれなかったリエンスは敵対する。
これも原作通りだ。

「エクスカリバーを抜けた者が王なんだ!」
「そんな王は認めん!」

そんなシリアスな殺陣シーンから、いきなり始まる歌!
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そして、歌詞の内容がまたひどい。

アーサー
「王に必要なのは理念や理想じゃない、UTSUWA(器)だ!」
リエンス
「王とは器(エクスカリバー)だけじゃない、器(で王を決める制度)を絶対許さない!」
アーサー
「そんな(エクスカリバーを認められないほど)器で王だと言えるんですか?」

▲嘘だと思うなら、この動画で確認して欲しい。

主人公の理屈がひどい。
論理展開が飛躍していて、見ている自分がおかしくなったのかと不安になるぐらいだ。

そして、UTSUWAを聴いて不安定になった視聴者に、たたみかけるように次々とネタが投下される。
半沢直樹風のコマ割りにボトムズ風のアイキャッチ。
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次回予告は『ガラスの仮面』風(ナレーターは銀河万丈)。
実在性…恐ろしい子!
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▲この番組は実写ではなかったのか。

歌で心が不安定になったところに、怒濤のネタが押し寄せ、中毒者のいっちょあがりである。
気づくと心の中に実在性が入り込んでハイになっている自分がいる。
今では1日に1回、UTSUWAをキメないと落ち着かない。

すでにネットではUTSUWAをキメて中毒となった「UTSUWA者」が大量に生み出されており、
「ミリオンアーサーってタイトルから100万人もアーサーがいるなんて想像できないよね」
「これ、原作があるの?」
などと、なかなか興味深い会話が繰り広げられている。

拡散性ミリオンアーサーの頃から原作を知っている人間としては、番組と番組の視聴者、双方が面白すぎる。
というわけで、皆さんもその面白さを体験するため、1回UTSUWAをキメて欲しい。

第1話はニコニコ動画でキメられる→実在性ミリオンアーサー第1話

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