ゲームキャスト

面白いゲームを探すなら、ここ。

Appleの発表会で紹介されたゲーム、Vain Gloryと、製作会社のSuper Evil Megacorpとは?

metal1
9月10日の早朝より行われた Apple の発表会で、「Metal」を導入したゲーム『Vain Glory』のデモが公開された。
Metal はA7チップ以降(iPhone 5s、iPad Air、iPad mini 2)の端末の性能を引き出す新しい命令で、使用できる端末が限られる代わりに使用すると3Dグラフィック性能が大きく向上する。
iOS端末でのゲームライフをより豊かにする機能としてゲーマーの注目を浴びている機能だ。
(詳細はこちら→)iOS8で3Dゲームの動作が劇的に向上する可能性あり。Apple新グラフィック技術、Metalを発表。

しかし、『Vain Glory』を開発する「Super Evil Megacorp」の名前を聞いたことがない方は多いのではないだろうか。
それもそのはず。
Super Evil Megacorpは、2012年に設立されたカリフォルニアの開発会社で、このゲームが初の作品となるからだ。
メンバーはBlizzard Entertainment、Rockstar Gamesなどに在籍したたベテラン開発者で構成されており、「いつまでも楽しめるゲームを作り人々の生産性を破壊する」などと恐ろしい目標を掲げ、今までにない面白いタブレットゲームを作ることをもくろむ「Evil」な会社である。
com

『Vain Glory』は独自に開発したゲームエンジン「E.V.I.L engine」で動いており、これにMetalを使用したことで130万ポリゴン/秒、60fpsで快適にいているという。
光の表現も強化し、大量の蝶を画面に舞わせ、クリスタルを青く光らせるような演出まで導入できている。
metal2

肝心のゲーム内容は、2陣営に分かれてライバルの拠点を破壊する3vs3のMOBAとなっている。
ゲームには8人のヒーローが用意されており、プレイヤーはその中から1人を選んで戦うこととなる。
va1

森にはゴールドが手に入る「Gold Mine」、制圧することで配下のミニオンが強化される「Minion Mine」などがあり、いかに森を制圧するかが勝利の鍵を握る。
見た感じ、かなりオーソドックスなMOBAとなっているようだ。
va2

ゲームが長くなりすぎないように最終兵器的な存在も盛り込まれており、テンポよく遊べるようにもなっているとのこと。
va

対応機種は iPad2以降、iPhone 6、iPhone 6 Plusで、リリースは10月を予定となっている。

ゲーム動画からは丁寧に作られていることが伺え、我々をハマらせて仕事が手につかなくなるような可能性を感じる一作だ。
そのメーカーの名前の通り「Evil」なゲームとなり、生活を破壊するほどはまれるゲームになっていることを願いたい。

動画:


関連リンク:
Apple、iPhone 6、iPhone 6 Plus 発表。今回は大型化、ほぼ全面パワーアップのiPhone。
Super Evil Megacorp