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ゲームキャストが選ぶ、2014年上半期のスマホゲームベスト10

2014年も半分が終わったが、皆さんはスマホゲームライフを楽しんでいるだろうか。
今年に入ってスマホのゲームの多くで iPhone4s 以上が必須となったことで、携帯ゲーム機並みのゲームグラフィックが普通になった。
また、PCの人気ゲームも移植が容易となり、さまざまなゲームが遊べるようにもなり、ますますスマホゲームは充実している。
そんななかで、ゲームキャストが選んだ2014年上半期のベストゲーム10選をお送りしよう。

※ゲームタイトルのリンクはすべてレビュー記事へのリンクとなるので、ゲームが気になったらぜひそちらを見て欲しい。

▶10位:Trials Go
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荒廃したアメリカ西武風の世界で、切り立った岩場や廃墟をバイクで走り、トリックを決めて走りぬけるスタントアクション。
基本無料でもゲーム内容は本格バイクスタントアクションで、ほとんどの有料バイクスタントアクションの質を凌ぐ。
さらに、ストイックに遊ぶだけになりがちなスタントアクションの欠点も解消されている。
本作は基本無料化の影響で、バイクをパワーアップしながらミッションをこなすバイクRPGのような形になっている。
そのおかげで段階を踏んで遊べるので難易度的に間口が広く、さらにストーリーもあるのでゲームを続けやすい。
今までスタントアクションを敬遠していた方にも遊んでもらいたい1作。

アプリリンク:
Trials Go (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)
▶9位:テラリア
ss2
2Dのマップで素材を集め、家を建築しさまざまな装備を整えて冒険するクラフト+アクションRPG。
クラフト要素よりもアクションRPG色が強く、新しい装備や素材を求めて未知の場所を冒険するワクワク感が秀逸だった。
最初は操作性が心配だったが、操作や難易度がスマホ向けに作り直されているので思ったよりも遊べるのがまた好印象。
PC版、PS3版などの方が楽しく遊べるのは確かだが、それができない方はこちらで。

アプリリンク:
テラリア (itunes 500円 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)

テラリア日記はこちらから:→テラリア日記1日目 - ゲーキャスは テラリア を はじめた!しかし、バグですすめない!

▶8位:Battleheart Legacy
ss2
クエストを受けてダンジョンを攻略し、お金を払ってさまざまなスキルを購入してパワーアップするハック&スラッシュRPG。
イベント分岐が豊富で、盗賊退治に雇われてから盗賊に寝返えったり、気に入らない依頼を断ったり、選択の幅が広い。
また、それなりに重要人物でも「殺す」選択肢を選んで倒せたりする。
その破天荒さに初代ロマサガのような懐かしい感覚を覚えた。
また、スキルの種類が豊富で、成長してくると組み合わせて戦うことが楽しくなる。
英語が分かれば最高に楽しめるが、そうでない方も基本的にニコニコしているアイコンを選べば何とかなる。

アプリリンク:
Battleheart Legacy (itunes 500円 iPhone/iPad対応)

▶7位:World of Tanks Blitz
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史実を元に再現された戦車で戦うPCゲーム、World of TanksのiOS版。
スマホ向けに簡易に直されており、7vs7までのオンライン対戦をLTE回線で快適に遊べる。
バーチャルパッドで移動し、画面をスワイプして旋回し、照準をつけて射撃する簡単操作。
しかし、先読みやチーム戦術が必要で、奥は深い。
無課金でもそれなり以上に快適に遊べるので、暇つぶしにはもってこい。

アプリリンク:
World of Tanks Blitz (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応)

6位:MONSTER HUNTER PORTABLE 2nd G for iOS
ss3
グラフィックがPSP版より大幅に向上し、ロード時間が短縮され、wifiオンライン協力プレイに対応したMHP2G。
タッチ操作でもかなり操作しやすく、かなり快適にプレイできる。
コントローラーにも対応しており、MFiコントローラーでゲーム機のようにプレイすることも可能。
オンラインでチャットが使いづらかったり、ガンスやボウガンが使いづらかったりと気になる点はあるが、自分はG級前までちゃんとプレイできた。
その移植のすばらしさを素直に称賛したい。
なお、海外でも評価は高いようだ(関連記事→)モンスターハンターポータブル2G for iOS、海外でも好評。

アプリリンク:
MONSTER HUNTER PORTABLE 2nd G for iOS (itunes 1,600円 iPhone/iPad対応)

▶5位:Wayward Souls
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6つの職業のキャラクターで、ランダム生成ダンジョンに挑むアクションRPG。
かなりガチのアクションで、敵を倒すパターンをきっちり作らなければ最初のステージですら攻略は難しい。
反面、敵の動きに理不尽な要素はなく、プレイヤーは何度もプレイして着実に上達していける。
だんだんとダンジョンの奥に進めるようになり、ボスを倒せたときの喜びはひとしおだ。
アクションゲームが好きなら迷わずにおすすめの1作だ。

アプリリンク:
Wayward Souls (itunes 600円 iPhone/iPad対応/GooglePlay)


▶4位:Threes!
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4×4マスの中にある数字ブロックをスワイプで移動、合体させて3の倍数の数字を作るパズルゲーム。
シンプルルールだが、適度に頭を使い、上達するほどにスコアが伸びていくハマリゲーで世界的に流行した。
ルールはシンプルなのに、数字ブロックを上手に整理するのは難しく、とても奥深いゲームとなっている。
流行してすぐにアイデアを流用した変化系アプリ『2048』が公開され、問題となったことでもご存じの方も多いのではないだろうか。
(詳しくはこちら→)人気ゲーム『Threes』、DL数でパクリゲーに抜かれる。異常事態に本家開発者が苦言を呈す。

アプリリンク:
Threes! (itunes 300円 iPhone/iPad対応/GooglePlay)

▶3位:Smash Hit
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鉄球を投げてクリスタルの障害物を破壊し、通路を進み続けるシューティングゲーム。
クリスタルを砕く表現が美しく、破壊した時の効果音もバツグンに気持ちいい。
さらに、連続で障害物を破壊すると1度に撃てる球数が増え、どんどん爽快になっていく。
ステージの硬質な雰囲気もアーティスティックで、独自の世界観を作り出している。
高い技術と、高い芸術性、面白さが同居した傑作ゲームだ。
価格は基本無料となっているが、途中からプレイするためのセーブが有料になっているだけなので、実質的には200円の有料ゲームとなっている。

アプリリンク:
Smash Hit (itunes 基本無料 iPhone/iPad対応/GooglePlay)

▶2位:FTL: Faster Than Light
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反乱軍を倒すため、単騎で敵母艦に特攻する宇宙冒険シミュレーション。
宇宙船の乗員・装備・酸素などさまざまな要素を調整し、ランダム生成のマップを進んでいくのはローグライクな楽しさがある。
そして、なにより絶妙な難易度が素晴らしい。
EASY難易度でもクリアは難しいが、ゲームを知るほどに進めるようになる手応えと、それでもクリアできない悔しさで何度もプレイしてしまう。
リリースされてからしばらくこのゲームにはまり、ブログの更新がおろそかになるぐらい遊んでいた。
あまりにもハマるのでiPadから削除して、始めてから3日後、ようやくゲームキャストの更新が再開された(本当)。

アプリリンク:
FTL: Faster Than Light (itunes 1000円 iPad専用)

▶1位:Monument Valley
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エッシャーのだまし絵のような視覚トリックを利用したパズルアドベンチャー。
壁だと思っていた場所が気づいたら通路になっていたり、知らぬ間に天地が逆転していたりと、視覚トリックを利用した不思議なパズルは新鮮。
さらに、寂しげな空気感と意味深なストーリーによる世界観も魅力的で、とても高い完成度を誇る。
プレイ時間はだいたい1時間半。
不思議な体験を求めてゲームをプレイし、ストーリーを追っていると一瞬で終わり、映画を見終えたかのような満足感だけが残る。
短いのではなく最も感動できる長さにおさめてあり、写実的なCGゲームよりも、体験として映画的だと思う。
スマホを持っているのであれば、絶対プレイして欲しい1作。

アプリリンク:
Monument Valley (itunes 400円 iPhone/iPad対応 / GooglePlay)

いかがだっただろうか。
「このゲームも良かった!」
「異議あり!」
と言う方はコメント欄までどうぞ。

また、別記事で尖りすぎていてベスト10に入れなかったゲームや、惜しくも選に漏れたゲームも紹介している(というか、ゲーマー的にはそっちのがいいものがあるかも?)ので、気になったらどうぞ。
2014年上半期のスマホゲームまとめ。惜しくもベスト10から漏れた良作たち。