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視覚パズルMonument Valleyは会社の方針と、経験豊かなディレクターが噛み合って生まれた!?開発秘話が明かされる

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視覚パズルゲーム、Monument Valley は世界中のストアで1位を取得し、大成功を収めたようだ。
これは、theguardian.comのインタビューにて、ustwo のゲームディレクター Neil McFarland氏が開発の裏舞台と共に明かしたものだ。

Monumen Valley はエッシャーのだまし絵の原理を利用し、現実にあり得ない建築物を旅するパズルアドベンチャー。
パズルを進めるたびに変化する建築物を見るだけで面白く、解いた瞬間だけでなく、解いていく課程まで楽しい数少ないゲームだ。

インタビューでは10ヶ月かけて作った開発費は最初の1週間で回収できたとあるが、やはりそこまでの道のりは平坦ではなかったようだ。
Monument Valley は、ディレクターの確固とした方針と会社の方針、両方がかみ合って生まれた貴重な成功例だったように思える。

メーカーのustwoは、「とにかく人々を驚かすものを作れ(それでいて利益が出るものを!)」という会社の方針で、ディレクターのMcFarland氏にすべての権利を与えた。
そして、有料ゲーム『Whale Trail』がビジネス的に失敗し、基本無料に変更した過去を持ちながら、プロジェクトの早期から Monument Valley は基本無料モデルにあわないので有料アプリとなることを理解していた。
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▲Whale Trail。

「我々は基本無料がクソだとは言わない。Whale Trail も出したしね。
しかし、我々はゲームにあったビジネスモデルを採用したい。そして、Monument Valleyは基本無料に合わなかった」

と、McFarland氏が語っているが、ゲームメーカーで買い切りを通すところはあまりないだろう。
そして、制作面でもやはり確固とした哲学があったようだ。

「私たちは人々にゲームをクリアし、ナラティブな物語(※プレイヤー自身がクリアするまでの物語、体験という意味と思われる)を最後まで完成させて欲しかったんだ。
また、多くの人たちにプレイして欲しかった。

なので、いろいろなタイプのゲーマーをテストし、パズルが理解してもらえて、解けることを確認しなければならなかった。
ゲームの報酬を手に入れるには難しく、それでいてドロップアプトしないようにしなければいけない。
難しいパズルにするのは簡単だったが、このバランスを調整するのはとても難しかった。」
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▲一部で簡単すぎると言われるパズルだが、さまざまなテストを重ねた結果だったようだ。

また、一部で「1時間半で終わるゲームは短すぎる」と批判があることについて、

「ゲームはスリルや楽しみを与える必要があります。しかし、誰もが40時間も同じことを続けたいわけではありません。
映画を見た後で「この映画はすばらしいが、3時間で終わってしまった。俺は8ポンドも払ったんだぞ!金を返せ!」と怒る人はいません(つまり、Monument Valleyもそういったものの1つと言いたいと思われる)」
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McFarland氏は現在、追加のステージを開発中だ。
「ボリュームを増やすためではなく、実現したいアイデアとアーティスティックな理由から」とのことで、蛇足なステージにはならないのだろう。
Monument Valley ファンは期待しておこう。

それまで、Whale Trail や Blip Blup など、McFarland氏が関わったほかのゲームで待つのもいいだろう。
どちらも Monument Valley に通じるアートの魅力が感じられる作品だ。

関連リンク:
Monument Valley レビュー - だまし絵の世界を旅するパズル。
theguardian.com

アプリリンク:
Monument Valley (itunes 400円 iPhone/iPad対応)
Whale Trail (itunes 無料 iPhone/iPad対応)
Blip Blup (itunes 200円 iPhone/iPad対応)

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