GUNS N' SOULS レビュー - ラン系ゲームとソーシャルカードが絶妙に絡まり合ってお互いの長所を潰し合っている!
- アクション
- 2014年02月03日
- タグ
- ソフトレビュー|
- GUNSN'SOULS|
GUNS N' SOULS (itunes 基本無料)

スクウェア・エニックスと、『God Eater 2』など制作したシフトが手を組み、カードでデッキを組んで戦う『Temple Run』系ゲームを作る!
どんな化学変化が起きるかと期待されたが、結果は大失敗。
ランゲームのアクションと、ソーシャルゲーム的なカード育成を合成した結果、お互いの長所をつぶしたゲームができあがってしまった。
ここまではっきり失敗とわかるゲームは珍しい。

スクウェア・エニックスと、『God Eater 2』など制作したシフトが手を組み、カードでデッキを組んで戦う『Temple Run』系ゲームを作る!
どんな化学変化が起きるかと期待されたが、結果は大失敗。
ランゲームのアクションと、ソーシャルゲーム的なカード育成を合成した結果、お互いの長所をつぶしたゲームができあがってしまった。
ここまではっきり失敗とわかるゲームは珍しい。
ゲームのメインとなるクエスト部分は『Temple RUN』のようなアクションだが、プレイヤーはクエスト開始前にカード5枚でデッキを組む必要がある。
そのカード能力の合計がHPと攻撃力となり、クエストに反映される。

▲POP、ROCK、PUNKの3つに分かれており、ステージによって有効な属性が異なる。
クエストでは3レーンに分かれたコースを自動で前に走り続ける。
操作は左右のスワイプでレーンの切り替え、上スワイプでジャンプ、下スワイプでスライディング、とこの手のゲームの定番を踏襲している。

▲操作や動きに合わせて揺れる衣服の演出はかなり好感触。
独自の要素として、敵を倒す攻撃とスキルがある。
プレイヤーが走っているレーン上に敵がいると、遠距離にいる敵ならば射撃、近距離にいるときは超攻撃力の斬撃を自動で行う。
敵には攻撃してくるものもおり、弾を避けつつ敵とレーンを合わせて攻撃するアクションが要求される。

また、クエスト中は、デッキのキャラクターがもつスキルを使用できる。
スキルを使用すると、HPを回復させたり敵を攻撃したりと、クエストを有利に進められる。
ステージのラストにはボスがおり、ここでは画面を固定しての戦いとなる。
操作自体はクエスト時と同じで、左右移動やジャンプでボスの攻撃を避けつつ、レーンを合わせて攻撃を叩き込むバトルだ。
こちらは時間制限式で、時間内に倒せなければステージの最初からやり直しとなる。
ボスに与えたダメージは蓄積されるので、攻撃力が弱くても複数回挑めばいつか倒せる。

で、肝心のプレイはどうかというと、つまらない。
地形が単調すぎて見た目に面白くないだけでなく、トラップの種類が少なすぎる。
走る速度も一定なので変化がなく、ラン系ゲームの醍醐味である「ギリギリ感」がない。

▲ひたすらにこんな感じの無味乾燥な風景が続く。
HPがあるせいで何度ダメージを受けても死なず、ダメージを受けると立ち止まり、アクションのテンポも悪い。
ゲーム独自の要素として雑魚敵の存在があるが、これがまた癌だ。
雑魚を倒すのは必須ではないが、難易度が高くなるとなかなか倒せず、「なんだかわからんが攻撃しても消えない鬱陶しい存在」となる。
倒せても演出が弱くて爽快感がなく、敵出現位置を覚えて倒してもコンボなどのボーナスがあるわけでもない。
さらに、敵がいると障害物が見づらくなってさらにイライラ度が高くなる。

▲巨大な中ボスを倒すと隠れていた針山が!一番いらつく展開。
レアガチャで引いた強力なカードは攻撃力が高い。攻撃力を実感してもらうためには強い敵を出す。
商売の理屈としてはわかるが、敵が堅くなるとゲームが極端につまらなくなるし、倒せても別に面白くない。
HP&攻撃力のカードが完全に面白さの足を引っ張っている。
そもそも、ほとんどのキャラクター能力が走ることと関係なくラン系ゲームにした意味も感じない。
銃で敵をなぎ倒して爽快にコンボを決めて点数を稼ぐか、カードシステムをもっとラン系に寄せて「このキャラの必殺技は5秒間無敵」とかしてHP・攻撃力を排してラン系に寄せる必要があっただろう。
今の状態ではちょうど中間をとろうとして完全に足を引っ張り合っている。

▲必殺技はホーミング弾!ラン系に応用できる技は(イベントで上位に入っているぐらいのプレイでは)ほぼなし
また、メニュー画面が重いので画面切り替え時にロードが入り、広告が表示される。
少しならいいが、ロードが頻繁なのでうんざりしてしまう。

クエスト開始時に無意味なオープニングを見せられるなどテンポの悪さ、カード合成画面などが使いづらいなどUIのまずさも目立つ。
「レアカードが歌う!」とか、付加価値をつけられても「それは良いから、面白くしろ!」と言うしかない。

▲今時、何十枚ものカードをスライドして1体ずつ選ぶ使いづらさ!
個人的には『ソングサマナー』の世界観を引き継いだストーリーは懐かしさがあるし、単体で見ても少し先が気になるので完結して欲しい。
キャラクターの動きに合わせて衣服が動くなど、欧米のラン系ゲームにはないラン系ゲーム映えするキャラクターデザインも好きだ。

▲キャラもストーリーも結構気に入っている。
しかし、このゲームを面白くするには根本からラン系ゲーム主導にするか、ポチポチのように走っているように見える演出をつけるだけ、のどちらかに大改造しなければならないだろう。
でもたぶん、無理だろうなぁ…。
最終評価:2.0(良くはない)
おすすめポイント

気になるポイント




課金について
課金アイテム、宝石の購入。
カード上限数を増やしたり、レアガチャで強力なカードをランダムに得られる(通常プレイでそこそこ手に入る)。
(バージョン1.0.0、GCドラゴン)
アプリリンク:
GUNS N' SOULS (itunes 基本無料)
動画:
コメント一覧 (6)
-
- 2014年02月03日 22:32
- デーモントライヴはアップデートでだいぶ良くなったし、もともと良くすれば遊べる要素が沢山ありました。
残念ながら、こちらはドリランド並みに改造しないと無理っぽいですね。
-
- 2014年02月03日 22:43
- スクエニのソシャゲ作品は安藤Pが関わると高確率でコケますな。
駄作量産屋の印象だけど制作費位は回収出来るんだろうか。
-
- 2014年02月03日 22:51
- ソングサマナーの続編じゃダメだったのかなぁ…。
世界観を引き継いでても最早別ゲームですし。
-
- 2014年02月03日 22:55
- >>あさん
ミリオンアーサーは当たってますし、他にもいくつかもうけているものも出ていますので、一概には言えないかと。
あと、ケイオスリングスとか直接指揮のゲームは結構良いなぁ、と。
>>名無しさん
その寂しさは私もあるのですが、タイトルにソングサマナーとかついていないので完全別ゲームと思っています。
ソングサマナー2だったら許せないと思っていたでしょうねぇ。
-
- 2014年02月04日 01:09
- 1+1が2にすらならない残念ゲー。
カード要素を入れたためにラン系の肝であるテンポの良さが損なわれてるし、
逆にカード目的のプレイヤーにはラン部分はただ邪魔なだけ。
企画段階でもうちょっとなんとかならんもんだったのか…
サービス終了コースへまっしぐらになりそうですね。