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パズドラの海外戦略本格化か。次回は11月18日Angry Birdsコラボ!

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Pocket Gamerの記事によると、次回のパズドラのコラボ相手は海外の大物『Angry Birds』となるようだ。
2000万DLを突破して国内での伸びがピークを過ぎ、海外に展開するしかない状況。
国内人気が続いているうちに海外の大物とコラボし、国内の市場を提供することと引き換えに伸びる方策をとっているものと思われる。

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パズドラはこれまで様々な国内ゲーム、アニメなどとコラボしていたが、直近を見るとサーティーワン、バットマン、Angry Birdsと海外で知名度のあるものとコラボしている。

日本市場は特殊な市場と言われ、海外のメーカーが挑んでは苦労してきた歴史がある。
が、『Clash of Clans』がパズドラコラボ後に順位を上げている事でスマホについては大規模な広告を打ち、質が十分高ければ売上が上がる前例が出てきた。
農場経営ゲーム『ヘイ・デイ』も先月大規模な展開を行い、同様に順位を伸ばしている。
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▲マッチョでよだれを垂らしたおっさんがメインキャラのゲームが上位に居座るとは…。

海外から見て、今が日本市場をとるとき。
パズドラがその入口を提供する。
Angry BirdsもこのタイミングでAppBankPCサイトの右隅での4コマ漫画の展開が始まり、ファミ通でもAngry Birdsの宣伝記事と見られるものが提供されはじめ、力を入れている様子が伺える。
(ファミ通は広告記事にPRなどがつかないが、タイミングとしてまず間違いなく広告記事だろう)

ただ、今回に関して言うならば、個人的には日本でブレイクしきれないとは思っている。
記事を見るとAngry Birdsはゲームではなく、キャラクター商売で売ろうとしているようだがあのデザインで受けるのは厳しいだろう。

しかし、今後もこの状況が続くならストア売上げランキング上位のいくつかは海外勢に持っていかれることは想像に難くない。
「安くて売れる」と言われたソーシャルゲームもコスト高で悲鳴が上がっている状況で、来年からは海外勢の本気アプリとも戦う過酷な競争が予想される。

最近ではバブルに乗っていた系のメーカーがゲーム以外のサービスを買収して撤退の準備・リスク分散を始めているが、この流れはさらに加速しそうだ。