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iPhone4sではクリアできないゲームの怪!?『Kid Tripp』の謎を追う - iPhoneゲーマーな日々 108

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塩漬け物件。
それは、途中までプレイして「結構面白いからあとでやってレビューしよう」と、放置されたゲームの事を指す。
今回も紹介する『Kid Tripp』もそんな塩漬け物件の1つ。
久々に余裕ができたので紹介しようとプレイを再開したのだが、iPhoneが縦長になり、iOS7が出て…月日の流れはこのアプリを変えていた…ような気がする…。
本日はそんな悲劇のお話である。
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『Kid Tripp』は自動で進むキャラクターを操作するラン系アクションの1つ。
操作は画面左側をタッチしてジャンプ、右側をタッチして投石(オプションで逆にすることも可能)とシンプルで楽しめる。
オールドゲーマーなら『高橋名人の冒険島』(ワンダーボーイ)に似たプレイ感覚で楽しめるお手軽楽しいラン系ゲームだ…いや、そのはずだった。
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▲モンスターワールドで見たような蛇さんも登場。

1ステージは数十秒と短時間でプレイでき、お手軽で楽しかった記憶があるのだが…久々にプレイしてみるとかなりの難易度で、お手軽と言うより「ムズい」という感じ。
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半分ぐらいは反射神経でステージを攻略して、半分はステージを覚えて、タイミングよくジャンプ・投石を行う覚えゲー的要素もある。
だから、多少は死ぬ覚悟があったのだが…ムズい。
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もう少し簡単だった記憶があるのだが…。

疑問に思いながらもコンテニューを重ね、ようやくラストのワールドへ到着。
今までの集大成と言わんばかりにタイミングがシビアなトラップの連続。
約30秒のステージで死ぬこと数えきれない。
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火の玉の出現タイミングを完全に覚えて通過する場所、そして出っ張りを利用して調節しないと通過できない連続して出現する敵…。
ほんと、なんでこんなに難しいんだよ!
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ワールド4-4で数百回死んでも越えられないポイントにぶつかる。
何度やってもジャンプで溶岩を越えられず、ミスしてしまう。
これが限界だと思うタイミングで飛んでも、向こう岸まで届く気配がない。
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こうして数百回死んだ後、アクションゲーマーでは禁断の手に出る。
攻略動画だ。動画を見てでも俺はこれをクリアするぞッ!

…ところが動画ではサクサクと進めており激ムズという空気は全くない。
それどころか、動画の中では敵の動きのテンポが少しずつ違う…!


まさか、自分のプレイしているゲームのバージョンが違うのだろうか…。
そうとすれば早速バージョン確認。
アップデート履歴を確認して…!

…謎は全て解けたッ!

このゲームはiPhone5に少し前に対応している。
iPhone5とそれ以前の画面では敵が出現するタイミングが違うのだ!
画面が横に長くなった分、敵の出現するタイミングが早くなり、旧デバイスでは微妙にタイミングがずれる…その結果、ラストのステージが異常に難易度が高くなる。
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まさか、最新のものに対応した結果、古いものが切り捨てられる結果になるとは。
iPhoneのゲーム開発者向けに記事を書かないといけないな…。
まずは検証作業だ。
もう1人の管理人ゲームキャストトシさんのiPhone5で検証をお願いしよう。

「え、ドラゴンがクリアできないアクションとかありえるの?」

そうそう、そうなんですよ。
とりあえずiPhone4sでやってみてくださいな。

「…一瞬でクリアできたけど。」

…え?
どうやってジャンプを成功させたんだ!?

「ほら、ダッシュボタンを使ってジャンプすれば…。」
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『Kid Tripp』は自動で進むキャラクターを操作するラン系アクションの1つ。
操作は画面左側をタッチしてジャンプ、右側をタッチで投石、右側をホールドするとダッシュする…シンプルで楽しめる。
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オールドゲーマーなら『高橋名人の冒険島』(ワンダーボーイ)に似たプレイ感覚で楽しめるお手軽楽しいラン系ゲーム…。

ぜひ、遊んでみてください(涙)

(GCドラゴン)

アプリリンク:
Kid Tripp (itunes 85円 iPhone/iPad対応)