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『ディバインゲート』はストーリー+スピード風バトルのパズドラ系、進撃の巨人ともコラボか? - ゲーキャスのTGS2013 その5

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TGS2013シリーズ、ついにガンホーへ。
『パズドラZ』については、3DSだし、どうせそのうちスマホで出る(最終的に、最もパズドラユーザーがいるスマホに移植される可能性は高いと思っている)だろうしということで一旦置いておく。
気になっているのは当然新作『ディバインゲート』。
今回はイベントステージを見て分かったことをお知らせしたい。
ディバインゲートの3つのキーワードと共に紹介された。
せっかくなので、それをなぞって紹介していく。

1.Open the Gate
パネルをめくってゴールであるゲートを開けということらしい。
ゲームを始めるとマス目上のマップが表示され、これを一歩一歩パネルをめくってマスを進んでいく。
パネルをめくるたびに宝が手に入ったり、モンスターとのバトルになるという形だ。
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そんなに戦術性があるようには見えなかったが、ポチポチの移動よりはゲーム寄りにした感じか。
個人的にはこのパートはあまり魅力的に見えなかった。

2.Speedy Battle
バトルはちょっと独特。
5秒間で下にある6色(5色かも)のパネルを場に次々と出して役を作る、スピード風のゲーム。
ユニットはそれぞれにスキルを持っており、役として成立したものが全て発動する。
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制限時間以内に作られた役の技が次々と発動するのは爽快そうだが、iPhoneの画面でその操作が簡単にできるかは未知数。
ただ、役が重なるパーティーをきっちりつくってコンボを出しまくれると爽快だろう、という感じはした。
プレイしたら面白いかもしれない。

3.Stylish Characters
200を超えるキャラクターがスタート時から用意されており、カードのイラストはスタイリッシュ。
最近の流行りに乗っていつつ、他のゲームにないところを持ってきた感じで好印象だった。
どれも4段階進化して、最終的にはだいたいが女の子キャラクターになるようだ。
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4.Resonant Evolve
進化の方式が特徴的で、素材を集めて合成ではなくなっていた。
特定のユニットとパーティーを組んで、進化用のクエストに出かけることで進化するらしい。
それぞれストーリーも用意されているようで、カードのキャラクター化を狙っている印象。

つまるところ、マス目移動でゴールを目指すランダムエンカウント制、バトルはスピード風バトル、キャラクターデザインはスタイリッシュ。
ちょっとストーリーがあるよ、というパズドラ系か。
パズドラ系の元祖であるパズドラが第1世代、ロードラを第2世代とするなら1.5世代と言った感じだが、堅実には作ってあり、現在のガンホーの勢いと合わせ、恐らくある程度の人気は得ると思えた。

ただ、個々の要素が完全に作りこまれて良い状態にはなりきれておらず、例えばバトルは面白そうだがステージを見ていただけでも効果音や操作性で少し気になる場所があった。
ストーリー・キャラクター要素を強くしているように見えたが、表示の仕方が味気なくゲームに組み込まれている度合いが低い。
『チェインクロニクル』『ロード・トゥ・ドラゴン』のあとでは少し見劣りするのは否めない。

そのほかの要素では、個人的に好きだったのはディバインゲートの4次元広報ことMr.ディバイン。
プロレスラー風の要望で寒いネタを繰り出す姿は、応援したくなるというか…
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『シュタインズゲート』コラボのほか、「累計数千万部の連載中のファンタジー漫画」「1.8m級のMr.ディバインを出してくれないかとコラボを頼んでいる」など他2つのコラボをほのめかした…って、完全にマガジンのフェアリーテイルと、進撃の巨人だろっ!
この辺りのコラボはさすがガンホー。
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1.5世代ゲームと、ガンホーの勢いを組み合わせるとどうなるのかというところでリリース後の推移を見守りたい。

関連リンク:
ディバインゲート公式サイト

動画:
9月25日公開の最新動画


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