昨日配信されたiOS7。
皆さんはもうアップグレードしただろうか。
まだなら幸いだ。
今はよほど欲しい機能がなければアップグレードしない方がいい。
実際にiOS7を使って後悔しているゲームキャストが、iOS7にしてはいけない5つの理由をここに説明する。
1.『Civilization Revolution』の表示がおかしくなる
少し昔にiPhoneを購入したゲーマーならみんなプレイしたであろう、激ハマリSLG『Civilization Revolution』。
今でもたまに引っ張りだしている、お気に入りのゲームの表示がおかしくなってしまう。
この事実を知っていたら自分は絶対にアップデートをしなかった…。
アップデートのたびに動かなくなると言われているボルテージさんのゲーム（※乙女ゲーのメーカーです）は当然お約束通り…。
今回は今までよりも問題が発生するゲームが多くなっている印象だ。
2．重い
海外サイトのベンチマーク比較によると、iPhone5からiOS6からiOS7にすることで3Dの性能が10%、それ以外の性能も5%程度下がっている模様。
iOS5からiOS6への移行時は、3D性能のベンチで3%程度の性能低下に収まっていた事を考えると大きすぎる性能低下だ。
実際iPod touch 5Gで3Dゲームをプレイすると『アスファルト8:Airbrone』などのゲームが露骨に以前より重く感じる（具体的には処理落ちする箇所が増える）。
これはゲームキャスト読者の報告にもあったので確かだろう。
また、iPad miniで『XCOM:Enemy Unknown』をプレイする際に落ちやすくなってしまった。
プレイに支障はないが、処理が重いゲームに関して今までのOSアップデートではないぐらいの性能低下を感じる。
３．ゲームの反応が悪くなった。
今回、画面下から上へとスワイプすることででてくるようになったコントロールパネル。
便利は便利でiOS7の目玉機能の1つなのだが、この操作の判定でゲームによっては誤操作が発生する。
結局、これを避けるためにコントロールパネルの設定をオフにすることになる。
▲下メニューの操作が面倒に…。
また、これは体感的なところだがフリックゲームの下から上への反応がオフにしても少し悪いように感じる。
ちょうど『Infinity Blade III』をプレイしていたのだが、メール着信などがあるとフリックの判定が受け付けなくなる現象が発生し始めた。
重さの影響か、バグか、コントロールセンターの影響下、下から上へのフリックの判定が特にこの影響をうけやすいように思える。
４．バッテリー消費が増える。
機能が追加されたせいか、バッテリーの消耗が少し早くなった。
視差効果、ダイナミック壁紙、AirDropなどをオフにしてみたが、やはりバッテリーのもちは悪くなるようだ。
具体的には触らずとも1時間あたりで3%消費が増えていた。
ゲームで消耗するのに、これ以上バッテリーをとられてたまるか。
…iOS7にしてこれらの機能を切るという行為に疑問を感じなくもないが。
５．タスクが切りづらい。
ゲームを大量にプレイしていると、アプリが溜まってきて、重いゲームをプレイするときに一気に切るというのもたまにある話。
だが、今回はいちいちタスクを切るためにスワイプしないといけないので面倒だ。
結論としては今の段階でiOS7は使うな、という一言に尽きる。
機能が追加されてデザインもかっこいいので普段使いにはいいかもしれないが、限界まで性能を使うゲームにはつらい。
これからのOSアップデートで解消されていくと思うので、しばらくは様子を見よう。
ちなみに、１回OSをアップデートすると戻せないから気をつけるべし！
