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退廃の帝都Sharと、影の太陽を巡る冒険…大作RPG『The Shadow Sun』が今夏リリース

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ゲームキャストをずっと見ている方なら、記憶の片隅にあるかもしれない。
2010年に「製作中!」と報じられたOsian StudioのRPG『The Shadow Sun』がついに今夏リリース予定と発表された。
OsianはD&DのPCゲーム『Neverwinter Nights』や『Neverwinter Nights 2』の拡張パックを開発したり、大作RPG『The Witcher』の製作に協力したりと、有名RPGに関わり続けたゲーム開発会社。

そのメーカーが、D&Dと、ラヴクラフトのホラーストーリー、コナン・ザ・バーバリアンをモチーフにゲームを作ったとあれば期待しないほうが無理というもの。
グラフィックなどを大幅に革新しての発表ということで、おさらいの意味も込めてこのゲームを紹介していきたい。 『The Shadow Sun』(TSS)は人類が滅亡するほどの大災害が起こり、千年後、人類が再び痛手から立ち直った世界を舞台とする海外風のRPG。
災害の後、太陽の縁には影がさすこととなり、人々はこれを「The Shadow Sun」と呼び、これがタイトルの由来になっている。
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退廃した砂漠の帝都Sharを舞台とし、その周辺地域、地下など様々な箇所を探索し、プレイ時間は10~15時間ほど。
ゲームの進行に関わる重要な選択をプレイヤー自身の手でできるとのことで、分岐もあるようだ。
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このゲームのウリとなっているのはそのグラフィック。
Unityを使ったフル3D環境で、光の反射、動的な光源、アンチエイリアスダイナミックライティング、アンチエイリアスとブルーム効果を使用。05

バトルシステムは『The Witcher 2』のようなアクションになっているとのこと。
画像からは分からないが、おそらく攻撃のコンボや魔法などを組み合わせたアクション的な戦闘が楽しめるのだろう。
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主人公は男女自由に制作することができ、大量にある鎧も男女で外見が異なるとか。
30のスキルが用意され、プレイスタイルに応じて好きに取得・強化ができる。
プレイスタイルの自由はかなりありそうだ。
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もう1つ重要なのが、仲間システム。
4人の仲間から1人を連れて歩くことができるが、それぞれに性格や能力的な特徴が設定されており、さらに主人公と恋愛までできるらしい。
この辺りどのようにゲームに影響をおよぼすのかが楽しみでもある。
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▲仲間が1人ついてきている。

元々、iPhone3GS時代から開発していただけあって、対応端末は幅広い。
iPad初代、iPhone3GS、iPod touch 3G以降が対応機種になるとのこと。
なお、下の画像は3年前…つまりiPhone3GS時代のものなので、もしかしたらこのぐらいの感じになるのかもしれない。
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ゲームキャストでは開発元とメールでやり取りして情報を追っており、新しい情報が出次第また記事にする予定だ。
お楽しみに。
    関連リンク:
    The Shadow Sunのインタビュー記事(Slide to Playより)

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