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ソニックを愛するファンがリメイクしたスマホ版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』はオリジナルを超えた。

ソニック・ザ・ヘッジホッグ(itunes 250円  iPhone/iPadの両方に対応 / Google Play 250円)
開発:セガ
評価:3.0(面白い)
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ソニックが快適にスマホで動く
操作性がメガドラコントローラーより良い
追加キャラクターとしてテイルス・ナックルズが参戦
セーブ機能で何度でも挑戦できるようになり、楽しみ方が変化
きっちりやる気合が必要(その気があれば問題なし)
『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』は1991年に発売されたメガドライブ用の横スクロールアクションゲーム。
当時レースゲームを作りたかった開発者がアクションゲーム製作に回され、「じゃあ、レースのように高速でゴールを目指すアクションを作ればいいじゃん!」という事で生まれた。
メガドライブの性能を生かして画面を当時ありえないほどの高速で画面がスクロールし、そのスピード感に心を奪われるプレイヤーが続出。
なんと、世界で400万本も売れたメガヒットソフトとなり、セガ躍進の原動力となった。
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▲あまりのハイスピードに壁を重力に逆らって走れてしまう!

で、その『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』だが…セガの看板キャラクターという立場のわりにスマホ版の移植は完全なエミュレーターで、昔を懐かしむならともかくなにも知らない人が触れるにはかなり厳しい状況ではあった。
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▲このような細かいギミックのあるステージではイライラも…。

が、海外の『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』ファンが立ち上がり、「俺達はもっとすごい移植ができるからやらせろ!」とセガにアピールし、それが認められて公式にアップデート。
スマホ向けに誰でもプレイできる操作性と、追加の隠し要素、スマホ向けのオプションを備えて登場した。
なお、旧作の所有者はアップデートで対応されるという太っ腹ぶりだ。
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▲テイルスとナックルズが使える(オリジナルはソニックだけ)

基本操作はアナログスティック+ジャンプボタンだけの簡単操作。
マリオのようなダッシュボタンはなくて、同じ方向に歩いているうちにソニックは加速して超高速に達する。
特殊操作として立ち止まっている時に下+ジャンプボタンでソニック2から導入された高速ダッシュが加わっている。
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で、プレイして驚いたことに物理コントローラーほどじゃないにしろきっちりプレイできるように調整してある。
「前のソニックの操作性はなんだったんだ!」
というぐらいやりやすい。
実際に、メガドライブのコントローラーよりもやりやすいかもしれないぐらいだ。
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▲メガドラコントローラーがいまいちというのもあるけど、スピンダッシュとかやりやすい。

ステージは全部で6エリア、1エリアごとに3つのステージが存在。
奇数ステージは高速でかっとばせ、ギミックも爽快なものが多い高速ステージ。
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偶数ステージは水中(空気を補充しないと死んでしまう!)や、細かいしかけの多いゆっくり進むステージとなっている。
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それぞれのエリアのラストにはボスが待ち構えており、見事倒すとエリアクリアとなる。
オーソドックスなアクションゲームだ。
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爽快なイメージに反して、偶数ステージではそれなりに細かい操作が要求され、意地悪なしかけも多いのでゲームとしては一見チグハグところがある。
が、ほとんどのステージにはクリアまでのルートが複数あり、高速でクリアできる道筋を見つけるとステージクリアまでのタイムがどんどん縮まって、爽快にクリアできるやりこみ要素が用意されており「タイムを縮めるのが楽しいアクションゲーム」というところで一貫している。
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▲隠しルートや、特定のコースを通らないと取れないアイテムなどが沢山。

その域まで達すれば高速面以外もかなり面白いのだが、オリジナル版では死ぬと最初からやり直す必要があったので試行錯誤する前に諦めるプレイヤーが多く、その面白さを発揮しきれていない面があった。
が、今回はセーブ機能があるため、何回でもやり直し可能。
ゲームオーバーを気にせず試行錯誤して、爽快にプレイできるルートを探せるのでより多くのプレイヤーがその楽しさを味わうことができる。
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▲ちなみに外箱やカードリッジも再現されていて、オプションで言語を切り替えると海外版にもなるぞ!

さらにやりこみ要素として、ゲームをクリアすると尻尾で飛べる狐“テイルス”が、カオスエメラルドを揃えてクリアすると滑空できる“ナックルズ”が使えるというメガドライブになかったおまけも。
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キャラクターを変更するとタイトル画面まで変わるという作りこみようで、ソニックファン感涙もの。
キャラクターがクリア報酬として追加されたことで、クリアのモチベーションも高まるという効果もある。
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なお、ナックルズを手に入れるためには各ステージでリング(マリオのコインに相当、ただし、リングを持っていると死なないという特典もあり)50個以上もっているとチャレンジできる、ボーナスゲームをクリアする必要があるが、これが難しい。
そんな方はノーセーブでクリアすると、デバッグモードが出現し、その辺りをずるして飛ばせるようになっているとのことだ。
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▲いや、このミニゲーム超難しいんですよ。

今となっては古めのゲームというのはあるけども、素晴らしい操作性、セーブ機能の追加によるリトライの簡易化でアクション好きのプレイに耐える作品へ進化。
メガドライブがデビューした当時のことを考えれば、ソニックは破格にすごかった。
けども、そこを差し引いて現在の基準で見た場合、このリメイクはオリジナル版を超えてしまっているように思う。

自分もスマホ版プレイするまで4面止まりだったのが、自分はスマホ版で初めて、しかも楽しく(ここが重要)初代ソニックをクリアできた。
ソニックファンなら間違いなく買っていい1作だと言える。
そうでなくとも、アクションをきっちりやりたいプレイヤーなら購入する価値が十分にある。
移植スタッフは合わせて100万回以上ソニックをプレイしたとのことで、その愛情がなせる技といえよう。

アプリリンク:

ソニック・ザ・ヘッジホッグ(itunes 250円  iPhone/iPadの両方に対応 / Google Play 250円)

 コメント一覧 (16)

    • 1. 通りすがりのゲーマー
    • 2013年05月29日 23:05
    • 出来たら2の方も綺麗にして欲しいな…
    • 2. 通りすがりのゲーマー
    • 2013年05月29日 23:15
    • マイナス評価にした理由が良く分からないなぁ,
    • 3. トシ
    • 2013年05月29日 23:17
    • 自分も、やりこむ気が必要というのをどうしようか悩みましたが、最初の+・−はひと目で注意点が分かるようにするものなのでいれました。
      補足をつけておきました。
      2もこの調子でリメイクして欲しいですねぇ。
    • 4. 通りすがりのゲーマー
    • 2013年05月29日 23:18
    • 初代ってスピンダッシュ出来たっけ?追加要素?
    • 5. 通りすがりのゲーマー
    • 2013年05月29日 23:22
    • 難易度的には前の3DSのDLゲームより全然やりやすいと思うのだけど。
       個人的には始めてソニックの面白さが解ったゲームだった。
    • 6. トシ
    • 2013年05月29日 23:23
    • ▼4さん
      スピンダッシュはソニックザヘッジホッグ2からの要素ですね。
      今作では追加されていますが。
      記事中に明記しました。
      ▼5さん
      ソニックの移植で一番やりやすい気がします…。
    • 7. 通りすがりのゲーマー
    • 2013年05月29日 23:47
    • 確かにこれは面白い。
      ソニックをセールで買って積んでいたけど、これみてやったら思いの外良かった。
      セガはもう少し定番を大事に移植すればいいのにね。
    • 8. 通りすがりのゲーマー
    • 2013年05月30日 03:21
    • これくらい出来てたら、定期的に値下げしなくてもずっと売れると思うんだけどな。
    • 9. 通りすがりのゲーマー
    • 2013年05月30日 12:28
    • >当時レースゲームを作りたかった開発者がアクションゲーム製作に回され、
      >「じゃあ、レースのように高速でゴールを目指すアクションを作ればいいじゃん!」という事で生まれた。
      こんな話、初めて聞いたけどソースどこ?
    • 10. トシ
    • 2013年05月30日 17:40
    • ▼8さん
      たぶん、ファンが作るぐらい時間をかけてじっくり人でもかけられたら、クリエイターもちゃんとしたものができる気がするんですよね…。
      ▼9さん
      どこかの雑誌のインタビューだった気がしますが、ソニックを作るときレースゲームを作りたくて、10本企画を出せと言われて本命をレースにして、後は適当に出したら最後に「マリオに勝てるアクション作る」みたいな企画が通ってしまった。
      で、アクションとレースを融合したようなお話があったのを覚えています。
      ソースは失念しました。
      すみません。
    • 11. 通りすがりのゲーマー
    • 2013年05月30日 23:13
    • メガドライブ大全のソニック紹介記事に、ハリネズミの形をしたレースゲームと言うような事が書いてありますね。
    • 12. 通りすがりのゲーマー
    • 2013年05月31日 00:51
    • メガドライブ大全は記述ミスはあっても
      資料性もなければ、当時のスタッフのインタビューもない悪書だよ。
      あの本を鵜呑みにするのはかなり危険。
      具体的には尼レビューをどうぞ。
      セガ系の資料本で正確性を求めるなら
      セガコンシューマーヒストリーぐらいかな。
    • 13. 通りすがりのゲーマー
    • 2013年05月31日 02:31
    • インタビューって言ってるから別の雑誌でも同じようなこと載ってたんじゃないの?
    • 14. トシ
    • 2013年05月31日 06:14
    • メガドライブ大全じゃなくて、どこかのインタビューなはずですね。
      メガドライブ大全もっていないので…。
      とりあえず、正確なソースが出せなくて申し訳ないです。
    • 15. 名無し
    • 2019年09月25日 08:14
    • ソースが一切ないうろ覚えの話を書くのはどうなの?
    • 16. 管理人
    • 2019年09月25日 10:43
    • ▼名無しさん
      一応、手元の資料にレースゲームが作りたかった、企画書を作ったなどの文言があり、複数「そういうのを見た」という証言があって載せています。
      後付けですが、後日に偶然ゲームイベントで確認をとる機会があって問題ないことを確認いたしました。

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