課金：ゲーム内通貨（無課金でもかなり手に入る）
開発：Zynga
評価：3.0（面白い）
＋ 操作の簡単さはそのままに、テクニックを要する要素を追加
＋ 高低差があり、多彩な仕掛けが用意されているステージ
＋ 他人とオンラインで競う対戦機能
－ 対戦専用で、繰り返しプレイのテンポが損なわれている。
自分は『Temple Run』系のゲームが大好きで、世界の『T
emple Run』パクリゲー百科をつくってからもひたすらプレイしているわけだが、2013年初頭の『Catch the Ark』以来、ようやくおすすめできる『Temple Run』系ゲームを発見した。
というゲームが新年最初のおすすめだった…ということで2番めのおすすめ
市街地に放たれた牡牛を市民が闘牛場へ追い立てる、スペイン伝統の“牛追い祭り”で、牛にひたすら追われるという設定のラン系ゲーム『Running with Friend』である。
「見た目がなんだかチープだしどうせ基本無料系だろ？」
などと思うなかれ。
お気に入り度で言えばこれまで個人的にトップだった『One Epic Knight』と並ぶ。
操作は『Temple Run』とほぼ同じ。
上スワイプでジャンプ、下スワイプでスライディング。
左右方向けではなく、左右のスワイプでレーンを切り替えるタイプ。
しかし、『Temple Run』系の持ち味である“シンプルな操作でプレイできる”は失わずに“活用するとより楽しめる”新要素を入れることに成功しているのがこのゲームの良さだ。
ジャンプやスライディングなど今までの操作に、新しい意味を付け加えているのだ。
例えばジャンプ。
目の前を走る牛の背中にジャンプすると…。
背中を使って2段ジャンプでボーナス。
これを利用して高い足場に上ったり、障害物を避ける事も可能。
ただ、乗るだけでなくてコースと連動したテクニックになっている。
スライディングも、柔らかい障害物なら破壊できる。
道行く人もスライディングすると「うわああ！」という悲鳴を上げて倒れていく（これはこれで面白いけどいいのか？）。
これで得点アップだ。
アクションだけでなく、ステージの構成もまた面白い。
電車や牛、樽などの様々な障害物があるのはもちろん。
個人的に感心したのはステージの高低差が生きているところ。
高いところほど安全で、コース選びに意味が生まれている。
さらに、高所から2階建てバスなどにジャンプで乗り移っていくとボーナスがもらえるなど、テクニカルなことに挑戦する意味があるのも嬉しい。
▲『Subway Surfers』ほどじゃないが、ステージに高低差がある。
どんどん高いところを昇っていくと、ハイジャンプをするとこんな高さまで。
このようなダイナミックな演出も、他のラン系ゲームにはない特徴だ。
さらに、たまに出現する標識を見逃さずに曲がり角に入ると…。
高得点アイテムのある裏路地へ。
これもまた、毎回違うタイプの路地が用意されていて飽きない。
課金要素はゲーム内通貨の宝石を購入するもの。
これを使用すると、倒れたときにコンテニューしたり、新しいキャラクター（見た目が変わるだけ）が購入できる。
ただ、普通にプレイしていてもこれはかなり手に入るので、普通にプレイしていてもコンテニューは可能だし、そんなに厳しく課金を要求されている気にはならない。
最後にもう1つ、このゲーム独自の長所でもあり、短所にもなっているのがオンライン対戦を強制するシステム。
友人と対戦できるのは嬉しいのだが、プレイする時に必ず対戦相手を選ばなければいけない（ランダムマッチがあるので、facebookログインなどは強制ではないのだが）ため、ゲームのリプレイのテンポは少し悪くなってしまっている。
対戦自体は嬉しいので、対戦もあるゲームだったらなお良かったのだが…。
とはいえ、そんなの小さなこと。
チープな見た目に反してゲーム部分はしっかり作りこまれ、これでもかというほど仕掛けやステージのバリエーションが詰め込まれた豪華ラン系ゲーム。
ゲームプレイ中は広告もないし、課金も厳しくない。
ラン系ゲームが好きならば是非試して貰いたいゲームの1つだ。
アプリリンク：
Running with Friends Free (itunes 基本無料 / Google Play 基本無料)
Temple Run 2 (itune 基本無料 iPhone/iPadの両方に対応 / Google Play 基本無料)
Subway Surfers (itunes 基本無料 iPhone/iPadの両方に対応 / Google Play 基本無料)
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