昨日、1985年に発売されたファミコンソフト『激おこぷんぷん丸』が、ゲームがiPhone / Android / Windows8 でリリースされる見通しと情報が入ってきた。
また、近年ではものすごい怒っているという意味で使われる“激おこぷんぷん丸”の語源としても有名なこのソフト。
出荷数が少なく、マニアの間で高額取引されているソフトでもあり、今回の移植は大きく話題を読んでいる。
この『激おこぷんぷん丸』、タイトル曲は『怒首領蜂』シリーズなど様々な有名ゲームの曲を手がけている並木学氏が担当しており、作曲時に3時のおやつをおあずけされた怒りを込めた、というエピソードはあまりにも有名。
【リンクミスで聴けなかった方、スミマセン。再ツイート】ファミコンソフト「激おこぷんぷん丸」1985年発売 タイトルBGM soundcloud.com/manabn/1985-bgm 我が貴重な三時のおやつタイムをおあずけにして作ってみた。おあずけによるぷんぷんの思いをこめてww
— Manabu Namiki / 並木学さん (@manabn) 2013年4月12日
時期的に並木氏のデビュー作と思われ、シューター達がヤフオクで熱い競り合いを繰り広げていた。
(なお、並木氏は現在も業界現役で、現在はM2に所属してディレクターとして『アホ毛ちゃんばら』をリリースしているので、ファンは要チェック)
おい、頼むよ。俺が最終入札者のまま移植発表って最悪のタイミングじゃないか…。だれか、入札額を上書きしてくれ…orz twitpic.com/cizuvo #激おこぷんぷん丸
— ゲームキャスト トシさん (@gamecast_blog) 2013年4月13日
▲突然の移植発表に、ヤフオクにも嵐が吹き荒れている。
また当時、「IIコンのマイクである言葉を叫ぶと、主人公が“激やさにこにこ丸”になる」という嘘ワザの記事がゲーム雑誌“ファミマガ”に掲載され、多くの小学生が何時間も無駄に試し続けて泣いた伝説が残っている(今では信じられないが、ゲームの裏ワザに嘘を1つ混ぜるタチの悪い雑誌があったのだ!)。
▲なぜかIIコンだけマイクがついていた当時のファミコン。
これがカセットの最終生産ロットだと本当にできてしまうとかで、後期バージョンのソフトを探して(ソフトの外装からは見分けがつかない)ひたすらヤフオクをさまよう難民を生んでいた。
▲後期バージョンもパッケージは同じ!
Twitterでは早速、ウソテク話しに花を咲かせるプレイヤーたちの姿が見られる。
(自分も学校で偉そうにこのテクを広めて、嘘つき扱いされて泣いた…。)
さっき85年当時のファミマガが出てきたので、「激おこぷんぷん丸」が「激やさ にこにこ丸」になるというウソ技をアイロンビーズで再現したよ!これは本当に引っ掛かった。ピースしてたから怪しいとは思ったんですけどね〜。 twitter.com/Kumao1002/stat…
— Kumaoさん (@Kumao1002) 2013年4月12日
また、今回の移植を受けて古本屋めぐりし、早速攻略本をゲットする強者も。
「激おこぷんぷん丸」の攻略本、古本屋探し回ってゲット!破格の200円で買えたw twitpic.com/civ3c7 #激おこぷんぷん丸
— ヒロムさん (@hiromgogo) 2013年4月12日
気になるのは移植度だが…。
画面を見る限りiPhoneに最適化した移植で、完全でなくともそこそこ問題なく楽しめるのではないか、という見方が支配的。
だが、こればかりはリリースされて見ないことにはわからない。
続報が入り次第またお知らせしたい。
※この記事は『激おこぷんぷん丸』という今度リリース予定のファミコン風ゲームが実際に存在していたら…というネタ記事です。ただし、ソフトは本当にリリース予定です。
事の経緯はねとらぼの記事を御覧ください。
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