iPhoneのタスク切り・再起動で本当に動作が軽くなるのか?MOBILE CPUBENCHで検証してみた:iPhoneゲーマーな日々60
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- 2013年03月12日
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iPhoneを使っていると「重いゲームをプレイする前には再起動しよう!」「他のアプリのタスクを切ってから起動しよう!」という勧めをよく見る。
これ、実際のところどの程度の効果があるのだろうか?
長年の疑問を晴らすべく、『MOBILE GPUMARK』(スマホの性能を測るソフト)で、通常時・タスク切り時、最起動時のスマホの速度を測ってみることにした。
専用ゲーム機などで使われる豪華な処理を携帯で実行(もちろん、見た目はいいけど動作はガクガクに!)し、そのスムーズさで点数をつけるソフトだ。
細かいことは4gamerのこの記事をみて欲しい。今回の目的はあくまで噂の真相に迫ることだ。
さて、試してみよう。
最初に10回、アプリを3つ(ドラゴンコインズ、デーモントライヴ、ロードトゥドラゴン)を起動してメニュー操作を行った後、ベンチマークを実行してみた。

▲こんな感じで表示される(画面は計測中のものではない)
結果、GPUベンチマークのスコアは平均で4047に。
総計スコアについては数値が不安定だったため(最大で30%以上のばらつきがあった)ので集計していない。

続いて、全てのタスクを切ってからベンチマーク。
なお、毎回アプリを4つ以上起動してからタスクを切ってベンチマークを実行した。

▲タスクをすべて切る!
結果はなんと、GPU BENCHMARKの成績の平均が約4075へ。
これは…わずかだけども間違いなく効果ありか!

続いて、本体を再起動してから測定。
こちらは、GPUBENCHMARKのスコアが平均4084!
さらに増えた!

結論。
タスクを切るとゲームの動きがスムーズになるのは、本当だった。
さらに再起動はタスクを切るよりも効果があった。
重いゲームをプレイする前に、他のタスクを切るか再起動すると動作が良くなるのは間違いなさそうだ。
なお、実際のゲームアプリはメモリを大量に必要とするため、ベンチマーク以上に効果があると予想される。
ちなみにこのアプリ、性能を測るだけでなくベンチマークで使われている映像に様々なエフェクトをかけて遊ぶことができる。
まず、DEMOを選んで基本的な画像を表示。
左下のFPSが動きのスムーズさで60が最高となる。

で、MENUからDOF(カメラの焦点をシミュレートする)やグレア、照明などのエフェクトを付けたり、映像をぐるぐる回してみることができる。

▲LUMINANCEを入れるだけで25FPSへ!
DOF(カメラの焦点をシミュレートする)をONにすると22FPS。

さらにグレア(光の眩しさ)の表現をいれると19FPSへ!
豪華にすればするほど表示はガクガクになる。
ちなみに、これでiPhone5である。

ゾンビをひたすら増やしたり、ちょっとした遊びができるのでお試しあれ。

Android版も用意されており、スマホやタブレット間で性能を比べることも可能だ。
アプリリンク:
MOBILE GPUMARK(itunes) (Google Play) 無料 iPhone/iPadの両方に対応
コメント一覧 (7)
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- 2013年03月12日 23:07
- 4047->4084
差は1%以下なんですがこれは意味のある数字といえるんでしょうか
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- 2013年03月12日 23:37
- なんか頻繁に切ったり付けたりすると本体の寿命縮めそうで嫌なんだよな。
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- 2013年03月13日 06:35
- Appleのマニュアルにも1日1回再起動とありましたし、1日1回程度ならいいのかも。
もしくはタスクは切っておく感じ。
1%以下の数字に意味があるかというと、実際のところは微妙ですね。
しかし、頻繁にメモリを確保するゲームアプリでは実際、タスクなどを切ってメモリを確保しやすくするとそれ以上の効果があると予想されます。
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- 2018年09月03日 05:50
- タブレットでアプリのタスクを切る方法を教えてください
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- 2018年09月03日 09:02
- ググったら出てくるよ
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- 2018年09月03日 09:08
- iPadならホームボタンを素早く2回押して、アプリのウィンドウが出てきたら上にスワイプすれば切れますね。
4sと5だけでもこんなに差があるんですね…