ガークルの事なら俺に聞け!第15後編 『ミリオンアーサーがゲームと言えない理由』
- プレイ記
- 2012年12月09日
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ガークルの事なら俺に聞け!第15回前編『ソーシャルゲームはゲームなのか?』で『拡散性ミリオンアーサー』がゲームではない、と書いた。
ミリオンアーサーはスクウェア・エニックスがリリースした"自称本格RPG”。
実態は『ドリランド』のようなカード系のぽちぽちゲーム。
なぜ、これがゲームではないかを語るために、自分がずっとプレイしていて思ったゲームの定義から語りたい。
「RPGはレベルを上げれば誰でもクリアできるからゲームじゃない」
「ノベルゲームはゲームじゃない」
など。
結局はどのジャンルにも一定のファンが付いてゲームとしてリリースされるようになり、現在ゲームの範囲は本当に広い。
プレイヤーの腕が介在しなければゲームではない、という事になってしまうと「◯◯ごっこ」的な遊びや、誰でも一目瞭然で最適解がわかるゲームはゲームと呼べなくなってしまう。
プレイヤーの腕があまり関係ないけど『ハッピーストリート』だって『シーマン』だって、『かまいたちの夜』だってゲームのはずだ。

▲飼育ゲーム系は攻略はないことが多いし…。
結局、自分が考えるに「ゲームとプレイヤーの間にルールがあり、一定の期間・区切りのなかでそのルールに基づいてプレイヤーの操作に対して反応があるエンターテイメントはコンピューターゲーム」という結論になった。
ゲームとして認められるかどうかという話で言うならばいわゆるポチポチゲーもゲームである。
いわゆるポチポチゲーもルールがあるし、プレイヤーの操作に対して決まった反応もあり、「体力が回復する時間を調節する」「成功確率が高い戦術をとり続ける」などで攻略すら存在する。
自分は、何かを競うゲームであれば全てのプレイヤーに対して均等に機会があり、ゲームの要素を同じように入手でき、その確率が現実的なものが理想だと思っている。
もしくはゲーム的な始まりと、終局点があってそこに向かって段階的に進んでいけるゲームがやりたい。
だが、その好みとは関係なくルールが厳格に運用されていればポチポチゲーもゲーム。
ポチポチゲーもゲームなら、ミリオンアーサーにはルールがあり、ゲームであるはずだ。
すると、「ミリオンアーサーはなぜゲームではないのか?」という話になる。
自分がミリオンアーサーについてゲームではない、と感じたのはゲームの基礎となるルールやデータが運営側の都合で頻繁に変更されていた=ルールが厳格に運用されていないと感じたからだ。
例えば、「妖精はイベント後半になるほど出やすいことが多い、一定ではない」「覚醒妖精の確率は特に予告なくいじられている」など(※1)。

また、侵略!?とれみ~さん”というイベント(主に敵を倒して得られるポイントの合算を競う)でも、突然に後半から敵が入れ替わり、ポイント取得の攻略に大きく影響があった。

▲後半から出てきたコイツ。課金者が必死で狩っていた。
程度にもよるが、ゲームをプレイする前提となるルールが変わったらそれは違うゲームである。
運営していく中で徐々に変わっていくのは仕方ない。
だが、最低限守るべき区切り・期間があるはず。
「この期間内で1位になったらいいものありますよ!」
「よし、がんばったぜ!」
「あ、まだ期間が終わってないですけど追加ルールでポイントもっと伸ばせるようになりました。もっとがんばってください!」
こういった行為を行なってしまえば、それは最初に示されていたゲームの間にあったルールを踏みにじることになる。
そしてそれは、それまで知っていたルールに従ってプレイしていた人間をバカにした行為だと思う。
だから、ミリオンアーサーはゲームではない、という結論に落ち着き、自分のミリオンアーサー熱は急速に冷めていった。
ソーシャルゲームの中には他にもランキングイベントを加熱させるためにそういったイベントを行なっているゲームが多くあり、それらもまた同様である。
「ゲームをより楽しくするため」の変更ならまだ理解のしようもあるが、現状では集金装置として機能させるためにルールを変更しているようにしか見えないソーシャルカードゲームが多いのは本当に残念だ。
自分はファミ通Appで連載しているスマゲ革命(立場上の言葉もあるけども、コラム系の読み物では最も好きなものの1つ)を書いており、iPhone の FF と言っても過言ではない『ケイオスリングス』のブランドを立ち上げた人物であり、フェイバリットアプリ『ヴォイスファンタジー』を作った人でもあるスクウェア・エニックスの安藤プロデューサーのファンだった。
だから、安藤プロデューサーが「スクエニが作れば、ポチポチゲーもRPG、ゲームになる」と言ったミリオンアーサーをサービス終了までプレイする思いで始めた。
だからすごい勢いでプレイしたけども、プレイするほどに「これはゲームではなく、高額でキャラクターイラストを売るキャラクターグッズ販売だ」という結論になったのは非常に残念だ。

▲でも、4コマは突き抜けていたり風刺が効いていたりで面白い。
ということで、ガークルのプレイを通じてソーシャルゲームがゲームと呼べるか考えるという連載の結論は同じスクウェア・エニックスのミリオンアーサーと比較することによって結論が出たのだった。
宣言したルールを決まった期間守っている(ように見える)から『ガーディアンクルス』はゲームであり、そうでないからミリオンアーサーはゲームではない。
この話しにはまだまだ書き足りないことがあって、ガークルとは違う話なので別記事にするが、この話の続きとして『ドラゴンコレクション』についても書こうと思う。
「ガークルの事なら俺に聞け!」はまた、ガークルだけの話題に戻る。
最後になるが、ミリオンアーサーばかり比較対象にしているのはやりこんだゲームについてしか強く言及しづらいため、というのをふきしておく。
浅くやったゲームも含めるとミリオンアーサーなどカワイイぐらいのレベルではある。
2012/12/9 22:10
わかりづらいという指摘があったのでミリオンアーサーのデータ変更の根拠を注記に移しました。
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※1…確率の変更はミリオンアーサーについては妖精(ボス)を倒して手に入るカードをイベントごとに1000回データをとるとか、探索してどれぐらいの割合で妖精がでるか全部記録するとか、かなり気合を入れたプレイをイベントのたびにしての結論。
確率は収束するほどではないが、変更している可能性は非常に高いという判断。
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ガークルの事なら俺に聞け!第2回『コロシアムに死す…』
ガークルの事なら俺に聞け!第3回『400勝ボーナス大作戦』
ガークルの事なら俺に聞け!第4回『特攻野郎Sランク』
ガークルの事なら俺に聞け!第5回『コロシアム大戦略~ゲーキャス電撃作戦~』
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【忘れてはいけない…】ガークルの事なら俺に聞け!外伝 『スクエニのソーシャルゲームが終わったとき』
コメント一覧 (39)
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- 2012年12月09日 22:22
- うーん、ガークルはガークルで、クイックストライク・自爆・死属性の追加でルール変えてきてますからね。
まぁ、これらスキルの追加はバランス調整の面が強いのですが。
「カードの確率が確率が操作されていない」と考えるならその通りです。
全ては、今度実装される「転生」がどんなシステムなのかにかかっていますね。
MAの限界突破みたいなものなのか、まったく別のものなのか。
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- 2012年12月09日 22:39
- ソーシャルゲーって、ゲームよりはカードダスやビックリマンシールに近い気がする。
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- 2012年12月10日 08:13
- その月限定で攻撃力n倍だとかの特攻カードを含め、イベントカードのスキル(特に回復系)発動率は下げられてますね。データとしてはなく体感ではありますがアンドロメダやレプゼン等はその話題に度々登場します。スキルだけでなく予告なしで11連ガチャでSR以上出現率3倍だとか、100%SR以上が出るだとか、確立操作してるよと言ってるようなものも度々ありますからね。
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- 2012年12月10日 10:21
- 4コマはゲームなんだろうか…
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- 2012年12月10日 11:36
- でもミリオンアーサーの方が売れてるってことはやっぱりソーシャルゲームにゲーム性は要らないんじゃないだろうか。
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- 2012年12月10日 16:27
- 前編とあわせて、面白い視点だと思いました。
ユーザとしてやり込んだからこそ見えてくるものもあるんですね。
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- 2012年12月10日 18:49
- ガークルはハントの確率いじっても、「自分が狩ってなかったのが☆5だったかも。。。」ていう感情が起こり、運営側の逃げ道になっている気がする。
ミリオンアーサーについては、騎士団まで頑張って続けてみようと思ってます。
騎士団始まったら、そーゆーのは他でやってるのでバイバイです。
もともとミリオンアーサーのシリアルコードのために始めたガークルだけど、今ではガークルの方がメインになってますねぇ。
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- 2012年12月11日 01:05
- カードダスという例えをされている方がいらっしゃいますが、まさにそのとおりだと思います。
▼1さん
シーマン出て欲しいですねー。
▼ES激辛さん
ガークルは一応、コロシアムの単位では守っていると思うのでセーフかと。
クイックストライクなどが認められないと、今後新しい能力も出せないですし。
ただ、大きい目で見ても適正か、そうでないかというのはあると思います。
▼4さん
最初から告知していれば、まあイベントとしてありだとは思うんですよね。
その頻度なりでかなり極悪かそうでないかというのはわかれると思いますが。
▼5さん
カードダスだと考えれば、カードダスに付属して色々展開していた漫画と思えば。。。
ミリオンアーサーしていると面白いし話の種になるんですよ。
▼6さん
というよりも、キャラグッズをより高額で売る手法として機能しているのだと思います。
カードダスを集めるのにゲーム性が必要でしょうか?
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- 2012年12月11日 01:05
- ▼7さん
ありがとうございます。
▼8さん
ハントについてはわからないですよね。
だからこそ変更しないという信用が重要ですね。
ミリオンアーサーは…どうなるんでしょうねぇ。。。
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- 2012年12月11日 01:36
- おっしゃっていることはわかるのですが、「ゲームではない」というのはちょっと極論かな、という気がします。「ゲームバランスが悪い」とかの表現ならば納得ですが。
ここまでソーシャルゲーが世間一般(ゲーマー目線ではない)から「ゲーム」として認識されているのに、今さらソーシャルゲーがゲームか否かを論じても余り意味がないと思います。
むしろ、ソーシャルゲーを作っている側にちゃんとしたゲームを作っているんだという自覚を持ってもらい、ゲーム文化の発展という責任の一翼を担ってもらう方向に持って行くのが理想的と考えます。
私自身もオールドゲーマーにあたり、どうしても日本のソーシャルゲーを軽んじて見てしまう傾向にあります。「面白いゲームを作るぞ!」というより「儲かる仕組みを作るぞ!」という気持ちの方が透けて見える気がするので。
でも、一部のゲーマーが印象論だけで、ソーシャルゲーなんてゲームじゃない!と感情的に叩くのを見ると、昔、教師などがファミコンをよく知りもしないのに悪の権化みたいに叩いていたのと被ってみえて、何か違うなーと違和感を覚えます。
その点、トシさんは実際にやりこんでの批判なので、肯んずる点が多く読み応えがありました。ただ、だからこそ「ゲームか否か」という視点ではなくソーシャルゲーをやりこんだゲーマー視点からの「こうすればソーシャルゲーはもっと面白くなる」的な意見が見たかったです。長文になりましたが、ちゃんとソーシャルゲーに向き合ってのソーシャルゲー批判する人は余りいないので、これからも記事を楽しみにしています。
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- 2012年12月11日 01:41
- ソーシャルゲーム自体がカードダスのようなもので、だからこそゲーム要素はさほど重要ではないと事ではないのだろうか?
手に入れたカードを使って何かできれば良いだけで、何かをするためにアイテムを手に入れる従来のゲームとは根本的に構造が違うと思う。
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- 2012年12月11日 02:00
- ちなみにミリオンアーサーについていえば、まだ初めて1月しか経っていないのですが、軽課金の人をもっと大切に扱った方がいいのでは、ということとシステム的なアップデート頻度が余りに遅いのでは、という感想を持っています。
私自身は無課金なので、無課金でもそこそこのレアをもらえて、しかも、限界突破で軽課金程度の人よりも強いカードがもてる可能性がある、というのはドリランドなどと比べて魅力的です。
ただ、逆にいえば、レアカードが数枚しか手に入らない軽課金の人には、余り面白くはない仕組みですよね。そういう人達―将来的には有望な収益源にもなりうる人たち―をないがしろにしがちな今の仕組みはどうかなーと思います。
あと、システム的なアップデートが全然行われていないのが不思議です。例えば、デッキを何セットか作れるようにするとかが未だできないのは何故なのか、現場の事情もあるかもしれませんが、余り理解できません。
スクエニのソーシャルゲー開発現場ってそんなに人的資源と予算がないものなのでしょうか……。同じく人的資源と予算がなさそうなFF11ですら、3ヶ月に1回はミリオンアーサーに比べたら新しい仕組みを導入しているというのに。
ソーシャルゲーは今、ゲームメーカーの稼ぎ頭の所が多いと聞きますし、これは本当に不思議です。
まぁ、厳しいことを書きましたが、電車とかで適当にやる分には、結構楽しんでやっています。限界突破のおかげか、個々人で強いカードが異なるので、どのカードを育成するか考えるのが楽しいですし。
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- 2012年12月11日 03:37
- ▼通りすがりのゲーマーCさん
感想有難うございます。
「こうすれば面白くなる」は普遍的ではないのでなんとも難しいですが、最低限言いたいのは「ルールを守ってくれなければ安心して遊ぶことができない」ということですね。
イベントのルールを途中で変える、ガチャの出現率をコロコロ変える、カードの価値を頻繁に上下する…などをされては安心して遊べません。
なので、ルールを明示して、それを守る期間を明示して、その上で遊ばせてもらえたら非常に良いと思っています。
例えば、ガチャのレア率が2万円課金した翌日に3倍になるようなゲームは安心して出来ません。
しかし、「◯◯日から、イベントが終盤なのでイベント用カードは3倍の確率で出ます」と予告されていればOKだとおもいます。
まず、システムを面白くする前の安心して遊べてお金を払えることが楽しくする最低限のポイントだと思います。
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- 2012年12月11日 06:17
- ミリアサもガークルもゴミなのは同じ
自分がハマった方を擁護してるだけ。
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- 2012年12月12日 08:54
- 戦略性なんてないですからねw
ゲーム紹介には有名声優や有名絵師の名前がずらーって並んでますがフルボイスはいつまでたっても実装しない。
イラストも有名な方は1枚程度しか描いてませんし、ほとんどが趣味で書いてるひとに描かせて費用を安くするばかり。
薬ドロップの廃止やガチャ表記の詐称は告知がなく実装前に画像が差し替えられたため勘違いで回してしまったひとがいるかも知れないのに
謝罪や告知無し
おまけにイベントの最終日はサーバーが不安定になり、全くといっていいほど遊べませんね
これは絶対あってはならないです。
お金をかけて遊んでいる人にたいして失礼極まりないです。本当に。
1000位以内に入りたいが、サーバーアクセスできないため1000から外れてしまったなんてことが当たり前の事みたいになってる
しかしその事にかんしては最初は謝罪はありました。しかし何回も同じこと繰り返してるうちに謝罪すら無くなりました。
本当狂ってますよね。
カード1枚300円は詐欺すぎ
遊戯王カードが10枚変えますからね本当スクエニは地に堕ちました
あと、確率操作について気になったんですが
後半になれば出やすい。
これは妖精レベルが上がったからだと思う
それは初期から告知がありましたし。
ただ星冠イベは他イベより期間が短かったのと覚醒が無かったので確率は高かった見たいですがね。
ただガチャ、妖精出現率等の確率操作は目に見えすぎてますがw
すみません愚痴書いちゃって
本当面白い記事でした
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- 2012年12月12日 12:18
- 前編への記事リンクが機能してませんよ。
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- 2012年12月13日 16:29
- 一部のソーシャルゲームがゲームとして破綻している理由はガチャでしょうね。
トシさんの言うルール、これを壊してしまうと言うのが理由です。
パズドラやドラコイにもガチャがありますが、この二つがゲームとして
踏みとどまれるのはルールが変わらないからです。
参加者1名と運営者の間で成立するゲームですから、運営者が認める範囲
であれば、どうあれ構いません。100万円ガチャってもゲームたり得ます。
しかし、例えばガークルはゲームたり得ません。
不特定多数の参加者と運営者の間で成立するルールだからです。
ここにガチャを持ってくるとゲーム内のルールで全てが完結しないのです。
どこかの誰かが大金をぶち込んだら、その他大勢の参加者の結果に変化が
生じます。
ゲームの中でダイスを振るのは問題ありませんが、ゲームの外で振ったダイス
をゲーム内に持ち込むのは無しと言う事です。
これが、ゲーム内で発生する資源(資産)だけを利用しているのであれば
ゲームの中でダイスを振っているのと同じですから、その他大勢の参加者に
変化が有っても問題ありません。
もちろん、その資産を得るのに外からの結果を持ち込むのであれば、これまた
ゲームたり得ません。
ガチャは、同一アプリ内で動作するという点で外形は保持していますが、実質
はゲーム外でダイスを振って、その結果をゲーム内に持ち込むものです。
例えば、ガークルが美人だったら結果がもの凄く良くなるゲームだったら
どうしますか?不細工は常にクリティカルを喰らうんです。
不細工には最悪じゃないですか?
整形すれば結果が変化しますけど、そんなものがゲームと認められますか?
それが無理ならば、お金を持ってくることで結果が変わるゲームも同じです。
ゲームに全く関係のない外部的な条件によってルールが変わってはいけない
のです。
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- 2012年12月13日 16:29
- 例えば、ポーカーなどは外から持ってくるじゃないかと言うかも知れません。
ポーカーがゲームの本質を損なわずに居られるのは、外から持ってこれるお金
の量によってゲームそのものが変化しないからです。
1万円賭けても、5万円賭けても、ゲームのそのものに影響は無いのです。
成立する役とバックの関係は常に同じです。
また、カジノの場合は胴元とプレイヤーの勝負です。たとえ資金量で結果に変化
が生じる様な戦略を採っても、それは胴元とプレイヤーが納得していればいい
のです。
どんな勝負が繰り広げられても、他の遊戯者にとってワンペアはワンペアでしか
ないのです。
一方、一部のゲームにおけるガチャは他の遊戯者に明らかに影響します。
1万円使ったときと5万円使ったときでは「ゲームそのものが変化」してしまうの
です。
他人の行為の結果、ストレートがワンペアに格下げになることもありえる。
しかもその他人の行為は「ゲーム外の要因」であると言う事です。
ソーシャルゲームで変わらないのは「誰かが作ったシステム内で遊ぶ」と言う点
だけです。
最初に、「例えばガークルがゲームたり得ない」と書いた理由はこの点にあります。
-
- 2012年12月13日 16:30
- 上のやつは私です
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- 2012年12月13日 16:35
- ガチャそのものが持つ問題点は少し次元が変わりますが、これはルールが全く明示
されていないことにあります。
世の中でこの系統のシステムが通用しているのは「クジ」ですが、
ただ、お金を必要とするクジの一部は何が起こるのかハッキリと明示されています。
例えば、宝くじは枚数当たりの当選が明記されています。
totoなどは何をすれば当たるのかが分かっていますし、配当のルールもわかります。
表示されないその他多くのクジ(懸賞)については、法律で規制された範囲でしか
行われていません。
一方、ガチャにおいてはルールは明示されません。規制もない無法地帯です。
なにせ、当たりが何枚あるかも分かりませんし、当たりがないかも知れません。
100枚がどの程度の価値(クジで当たりを引くと言う観点での)を持つのかも全く
分かりません。
例えば、パチンコですらそんな無法な仕組みではありません。
調べる気になれば、配当に関する上限下限はわかります。
最悪、下限でしか勝負出来ない事も分かった上でチョイスが可能です。
幾ら使うにせよ、長い目で見れば下限の割合でリターンがあると言うことなのです。
提供会社にとって一方的に都合の良い解釈の中でのみ(決して明示されない)結果が
確定します。R以上等という表記は表記には値しません。クジを引く本来の目的は
URとかSRとか高いステータスを持つデータパックです。
この本来の目的にあわせて明示されない限りは、何も明示されていないのと同じです。
購入者に何が起こるのかは全く知らされない無法はガチャだけです。(違法行為は除く)
早めに法整備するか、第三者機関で監視するかなにかしないと、ガチャの存在すら
許されない様な事にすらなりかねないと思います。
コンプガチャはしませんって偉そうな顔してられるのは今のうちだけではないでしょうか。
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- 2012年12月14日 01:46
- ガークルも予告なしでUR2倍来ましたね・・・。
URが出る出ないはともかく、前日にためてたスペチケを放出してしまったので悔しいです。
そして転生システムが限界突破に近いものを感じさせます・・・。
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- 2012年12月14日 13:16
- 転生システムは前から告知されていましたが、突然2倍は残念ですね…。ガークル。
▼ひげさん
全体的におっしゃることはわかります。
結局、欲しいカードってのは数少ないですからね。
ただ、さらに大きく見るとスタミナ課金してボスを倒す=ボスドロップを狙っている=ボスドロップで欲しい物が出る確率は…?
という話になってきてしまい、アイテムを落とすボス討伐もガチャなんですよね、パズドラの◯◯を回してレアモンスターを狙う!みたいな行為。
なので、消費者の為を思うのであれば確率の明示はあるべきと思います。しかし義務付けはゲームの様々なシステムを壊してしまうので危険でしょうね。
買切りアプリならそこもクリアできるのですが、買切りは市場が死んでいるので創ることは難しいでしょう。
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- 2012年12月14日 13:28
- ▼ひげさん
ゲームに外部を持ち込むか…という話については、一概に言えない問題だと思っています。
なぜなら、ゲームセンターのゲームは経済力がないと強くなれないからです。
その昔、バーチャファイターなどの対戦ゲームの達人は、学生にも関わらず月に10万単位の金を注ぎ込み、強い相手を求めて遠征旅行などを組んでいました。
STGのハイスコアですら強いゲーセンに情報を集める旅行がありました。
強くなるにはある程度以上の投資が必要だったわけです。
家庭用がうまれてゲームが定額でプレイできるようになりましたが、それだけがゲームかと言われると違うと思っています。
ポーカーの例は少し違うと思っていて、ガチャ課金についてはポーカーで言うところの資本金だと思っています。
ソーシャルでも、「戦力を整える課金」は認められていて、「バトルで負けたのをお金でやり直す」課金は嫌われるのでほとんどありません。
また、SHIGEさんが仰っている内容だと、ゲームが基本無料で強力な職業を定額で変えるゲームでもゲームにならないということになってしまいます。
職業を全部買ったら500円ならOK?20000円は平等ではないのか?
20000円払えば平等と考えればアリなのではないでしょうか?
と、反論ばかりしてきましたが、記事に書いた通り機会均等なゲームをするのが私も理想で、また、ガチャ課金というのは良くないと思っています(かかる金額がわからないので)。
ここに、一定の線引きはされるべきと思っていますので、それに関する活動や啓蒙の記事を今後は書いていくでしょう。
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- 2012年12月14日 13:39
- ゲーセンは散々金つぎ込んだ挙句、新しいチートキャラが登場する、、なんてことはないと思うが、、。
ソーシャルゲームをメーカーがゲーセンに例えるのは正直美化、、というか言い訳だと思う。
新しく入ったた人が得をするシステムじゃないと先細りになってしまう以上、システムを常に改悪せねばならず、だからこそソーシャルゲームは永遠にゲームには成り得ないと思う。
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- 2012年12月14日 14:10
- それは、オンラインRPGでどんどん強いアイテムや敵が出てくるということを否定してしまうことにならないでしょうか。
実際のところ、カードバトル型のソーシャルのゲームモデルは、基本無料のオンラインゲRPGそのままです。
また、数ヶ月の短いスパンでバージョンアップ版を出してバランスを改変する(習熟したキャラが超弱体化したりする)格闘ゲームだってありますし、カード使う系のゲームでは同じことが起きています。
実際、ゲームセンターでもDL販売や供給メディアが安上がりになってからはゲームのVersionup頻度は上がりました。
携帯ゲーム、PCオンライン、ゲーセンの順でアップデート頻度が頻繁で、頻繁なほどそれが目立つというサイクルの問題かと。
新しい能力やより強いキャラなどが出てこないとRPGなどはマンネリ化してしまいますし。
個人的にはゲームとユーザーの間の納得度の問題と思っていて、「◯◯〜◯◯まで、能力は変わりません」という予告のもとで運営されれば全く問題ないと思っています。
それがないのが今の問題ですね。
ガーディアンクルスの場合は、モンスターのインフレペースが他のゲームより遅く、週1のコロシアムは途中でルールが改変されることがないので、ある程度私は納得しています。
とはいえ、現状のソーシャルで完全に納得するものなどまったくないというのは思うところであり、よりオープンに情報がほしいと思っていますね。
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- 2012年12月14日 15:16
- 個人的にはオンラインRPGもどうかと思うんですが、あれは月額の、入場料を払ったら好きなだけ遊んで良いというシステムなので、まだ解らるかなと。仰るとおり程度の問題で、ガイドラインがあやふやだからこそ。、いっそ戦う前に現金のbetを必須にし、真っ当なギャンブルとして、しかるべき規制と監視の元で運営して欲しい。
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- 2012年12月14日 23:29
- 商売としてはありだけどやっぱりガチャはあまり良くない商売ですよね。
基本無料のオンラインRPGもやっぱりあまり好きじゃないです。
今後も「とにかくガチャれ!」ということは言わないで行こうと思っています。
まあ、あるとしたらゲーム序盤ぐらいですかね…。
ノーマルカードとかしかないときはガチャの効率がいいですから。
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- 2012年12月16日 01:45
- トシさんが警鐘を鳴らしたばかりなのに、今回のイベントでまた運営がやらかしてしまいましたね
まさに「ゲームと言えない」代物です・・・
課金者が可哀想で仕方ないです
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- 2012年12月16日 04:28
- 今回のイベント直前に書かれた預言者の記事があると聞いてやってきました。
完璧にミリオンアーサーの本質を言い当てていて笑えるぐらいですねw
これを見てミリオンアーサー引退を決意しましたわ。
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- 2012年12月16日 11:54
- ゲーセンの格ゲーはタイムリリースキャラが出たりしますし、
ネットゲーもそれまで数百時間かけて育てたキャラがパッチ一つで野良パーティに誘われないキャラになるのも普通にありますね
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- 2012年12月16日 12:43
- 拡散性MAはクソ
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- 2012年12月16日 22:24
- これから変わることを期待したいですけど、今までずっとこれだったんだからもう無理ですね・・・
今回の件は許せるレベルではありませんでした
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- 2012年12月17日 01:08
- 妖精はレベル上がるほど覚醒するようになってたかと
強敵の入れ替わりは前持って告知されてました
ガークルだとガチャではなくスナイプなので少し確立弄られてもなかなか反論できないし・・・
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- 2012年12月17日 01:30
- てか、嫌なら辞めろよ
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- 2012年12月17日 09:02
- でもオンライン要素のあるゲームって刻一刻と変化するルールに対して
どうやって対応していくか?って部分に楽しみを見出すジャンルですよね。
対応していく過程を楽しむ。
例えば今まで多くのお金を落としていた敵がアプデという名の「ルール変更」で急にお金を落とさなくなった。
じゃあ今度はどの敵がお金を落とすのかを探して対応するという行為自体を楽しむ。
ルール変更をするゲームはゲームではない。ってのは納得できないんですが
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- 2012年12月18日 22:43
- おっしゃる事理解できます。
今のスクエニはお金を搾り取る機能をリリースしているだけです。
現在の業績、株価もこの方向性を反映しています。なのに気付かない会社は本当に終わっています。
かたや、幅広い層に長く遊んでほしい。
ユーザーが長く遊べるように、単価が上がらないように工夫しているていうガンホー社のパズドラ。
業績、株価を見れば世間の評価が分かります。
いわゆるソーシャルゲームは完全に終焉です。
あと、スクエニは数年前の会社内のリストラ、トラブル退社で完全に終わりましたよ。
ゲームをまともに作れる人達がいなくなりましたので。
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- 2013年01月26日 22:38
- 多分ほとんどのソーシャルゲームというのはギャンブルなんでしょうね
芸能人のステマで話題になったペニーオークションに似ている気がします
ただその実態はオークションではなくギャンブルであり
さらには運営がbotを使用した詐欺だったというオチでしたが・・・w
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- 2015年04月01日 21:57
- 予告無しで確率upとかソシャゲでよくある
それはそれとしてシーマンって、スマートフォンと相性よさそうですけど、出ないんですかね。