今回、個人的に驚いたのがこの『Answer×Answer Pocket』。
ゲームセンターで大人気のクイズゲームで、体力制でクイズゲームに挑戦できるという。
かなりの長期サービスであり、クイズ形式もクイズの問題も後発のゲームと比べ物にならないぐらい多い。
これに対抗できるクイズゲームはもうゲームセンターのライバル『クイズマジックアカデミー』しか知らないので、今後他のメーカーはクイズゲーム自体のリリースが難しいだろう、とすら思える。
実際プレイしてみると、ゲームセンター版と同じとはいかなくても、クイズ自体はしっかり楽しめた。
ゲームセンターにある早押しボタンは意外に雰囲気出しに役だっていたのか…。
で、普通にプレイして、普通にクイズゲームとして楽しんで終わったのだが…。
普通に楽しめすぎて、これでセガが儲かるようにはまったく見えなかった。
ゲームセンターならばプレイするのに100円かかるが、スマホでは体力制で待てばプレイできてしまう。
また、クイズという土俵で勝負する限り、知識などが重要なのでインフレし続ける装備などを売ることもできない。
「これ儲かるんですか？」
「自信のタイトルです（ニッコリ）」
（ああ…そういうことか…。）
ということで、恐ろしい課金もなく、しっかり楽しめるクイズゲームとしてアンアンポケットは注目だろう。
そして、もう1本TGSでも紹介されていた『初音ミク ライブステージ プロデューサー』。
すでに Android版はβテストが始まっており、12月の正式サービスに向けて秒読みといったところ。
自分のライブハウスを作り、初音ミクをプロデュースしていくライブハウス経営シミュレーションゲーム。
PSP版を高解像度にしたモデルで初音ミクがライブをしてくれるのがまず注目。
無料曲もちゃんとある。
そしてこちらは描き起こし、２Dのミクの着せ替えが思うがままとのこと。
いろいろな衣装があった。
グラフィックもよく、全体的にファンに向けて作られたゲームと感じた。
なお、現在はロード時間が長いが、対策がされていく予定だという。
さて、全5本紹介してきたが、いかがだったろうか。
個人的な感想を述べるなら、いずれもよく見る基本無料ゲームと比べ、はるかに見た目のクオリティが高いものばかりだった。
ドラゴンコインズに至っては、基本無料のゲームでもトップクラスの内容まで備えているように感じられ、まさに「豊かな表現が豊かな体験を生む」という言葉を体現しているように思える。
年明けにはさらに５タイトルが予定されており、今年も来年もセガから目が話せなさそうだ。
最後に余談となるが当然、「『クレイジータクシー』と『ジェットセットラジオ』はどうなの？」と聞いてみた。
が、公式Twitterでも語られている「日本でも出ます」という以上のことは出て来なかったのだった…残念。
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