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プレビュー:『モダンコンバット4:Zero Hour』スマホの限界に挑む。ゲーマー向けに進化したFPS。

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年末に向けてゲーマーの期待が高まる『モダンコンバット4:Zero Hour』。
最初の紹介記事で書いたとおり、さらに進化したグラフィックに物理エンジン、車両の動きをCraftという技術でさらにリアルに。
一体どれだけのものなのか!?
実際にプレイしてきたので、正直な感想をお伝えしたい。
百聞は一見にしかず。
iPad2 でプレイしている動画を見てみて欲しい。

▲開発中のため、画面は変更される可能性がある。

光の表現や敵のグラフィックが向上しており、前作よりもグラフィックは豪華。
また、背景で爆発が起きたりさまざまな動きがあるため、実際に動いているところを見ると、『N.O.V.A.3』を超えた水準のグラフィックなのが実感できる。
しかも、iPad2 でプレイしていてもスムーズに動き、前作より動作が重くなった印象は受けない。
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▲画像クリックでフルサイズのものを見ることが可能。

動画にあった乗り物に載っている部分では映画のようなカメラワークを実現しており、その迫力は家庭用ゲームと同等。
「iPhoneもここまできたか!」
とまた驚かされた。

新しい移動システム「タクティカルムーブメント」は、段差などを自動で乗り越えてくれるダッシュのようなもの。
あえてシステム名をつけるほど画期的はないが、要は前作よりダッシュが便利になったと考えればいい。

ステージの起伏などもさらに大きくなり、複雑化。
よりゲーマー向けの仕組みが入る余地ができたといえ、先のステージでは面白い仕掛けが大量に出てくるのではないかと思わされた。
ただし、複雑化するということは難しくなるということでもあり、よりゲーマー方面を向いて進化している印象を受けた。
このあたりは評価が分かれそうだ。

毎年、ハードの進化の成果を魅せつけてくれる『モダンコンバット』シリーズ。
発売日はまだ発表されていないが、海外のクリスマス商戦である11月末か12月序盤にはリリースされると思われる。