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平均評価星5!『魔法少女まどかマギカ TPS FEATURING 巴マミ』を試す::iPhoneゲーマーな日々19

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『魔法少女まどかマギカ TPS』!
Androidで発売されるやいなや、大人気となった評判のシューティングだ。
アニメのまどか☆マギカはリアルタイムで全話見ていたので、気になるといえば気になる。
この iPhone版はかなり遅れたとはいえ、やはり待っていたユーザーの評判は上々のようで、9レビューで平均評価★5と600円のアプリなのにそれなりにイケているようだ。

よっしゃ、高額アプリだけど試してやるぜ!
ということで購入してみた。

操作はバーチャルスティックでの移動、画面右半分で指をスライドさせると旋回。
射撃はSHOT、直接攻撃はAction、ボム(ティロ・フィナーレ)に敵を縛る特殊能力のソウルジェムボタン。

ステージを開始してすぐ思ったのだが、マミさんの絵がやたら薄っぺらい。
歩いてもあまり変化はなく、等身大ポップが歩いているような、そんな感じ。
キャラゲーで一番大切なところだろうがッ!
そこがッ!
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▲でも、静止画だとまともに見える…。

この時点で心が敗戦処理モードへ。
敗戦処理モードとは、「AppStoreのアプリはハズレが多すぎるからつまらなくても気にしないよね」という仏モード。
ゲームキャストでは新作はとりあえず購入し、序盤だけプレイして紹介している。
すると、「ああ、このゲームは面白くなさそうだけどもしかしたら面白いかもしれないからとりあえず確認してみるか」という感じになり「やっぱり面白くなかったか」と失望を繰り返しているわけで。
その末に育まれた「まあ、記事のネタになるし、読者の役に立つからいいよね」という諦めの心構えである。

実際にプレイしてみると、確かにグラフィックは(マミさん以外)ペラペラでもアニメに即しているといえ、まあ及第点か。
しかし、敵の玉もなんというかファミコン時代の3Dシューティングのような、遠くから近くに来るとだんだん大きくなるという表現で、気分は『スペースハリアー』。
今時こんなでは見づらい。
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難易度はかなり低く、自動照準機能があるので敵に攻撃される前に殺せばOK。
プレイはしづらくないが、雑魚はステージごとに2種類ときまっていて、出現パターンも単調。
あとは、ボス手前などでジャンプする演出があるが、やっぱり看板が浮くだけにしか見えない。

なにより、マミさんはバズーカとか使わないしなぁ…。
プレイしていないけども、ほむらバージョンを流用したのかなぁ…。
ボイスはゲームのために録り下ろしたものを使用してるし、誰でもクリアでき程度の難易度にはなっているけども、ゲームは全く面白くない。
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▲カットインもあるよ!

ステージで高評価を出すとギャラリーにイラストが追加される、また特定のボスに負けることで追加されるイラストもあったりと最低限ファンアプリとして成り立っていると思うけども、「ゲームが面白い!」はありえないかな、と思ってしまった。

★5…うーん。
キャラクターもののクリアファイルが500円だったりするから、そう考えると良心的な値段なのかもしれないけども。
ということで、今日は期待していたけど残念な結果になってしまったのだった。

アプリリンク:
魔法少女まどかマギカ TPS FEATURING 巴マミ(itunes)