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レビュー:ストリートファイターX鉄拳 MOBILE 値段に比べればできはいい、がVoltを超えられなかった

ストリートファイター X 鉄拳 MOBILE 450円 + iPhone/iPadの両方に対応
課金:オンライン対戦(1回約10円)、ゲーム内通貨の代用(対戦で勝てるなら十分入手可)
開発:Capcom
評価:3.0(面白い)
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iPod touch 4G 対応だが十分に美しいグラフィック。
オンライン対戦のマッチング地域を指定できる。
操作していて楽しい動きの良さ。
オンライン対戦の公式試合参加者が少ない。
1人用のモードややりこみ要素が貧弱で、保存にオンラインが必須
対戦ゲームとしてはあまり良くない
カプコンのストリートファイターシリーズとナムコの鉄拳シリーズのキャラクターがメーカーの垣根を超えて戦う夢の祭典『ストリートファイターX鉄拳』のiOS版で略称はストクロ。
ストリートファイターIV Volt(以下Volt)』は2Dのグラフィックで、フレームレートが低かった(動きの滑らかさに欠けた)が、Retina対応でストリートファイターっぽくもあり、鉄拳ぽくもある迫力のある見た目。
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スーパーアーツ(超必殺技)を使用するときのカットインも相変わらずの迫力だ。
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基本操作は方向キーと【パンチ】【キック】【SP(必殺技)】【X(クロス)】の4つボタン。
方向キーとSPボタンだけで簡単に必殺技がでたり、SPゲージをタッチするだけで簡単にスーパーアーツがでるお手軽な操作は健在。
Xボタンはパートナーと交代したり、あたった瞬間にタッグとチェンジする【ランチアタック】などを出す交代ボタンだ。

ゲームは【メインキャラクター】と【サブキャラクター】を選んで戦うタッグマッチ。
ただし、全員が倒れるまで戦うのでも、誰かが倒れるまで戦うのでもなく、メインキャラクターが倒れたときに負けとなる独特なシステムとなっている。
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▲現在10キャラ。

パートナーのできることは基本的にはメインキャラクターと変わらないが、パートナーは体力は【パートナーゲージ】で示され、これがゼロ以下になる攻撃を受けると交代となる。
パートナーの体力は時間で回復するが、交代時には大きな隙ができてしまう。
つまり、いかにリスクなくパートナーとチェンジして戦っていくか、という駆け引きのあるゲームになっている。
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▲パートナーチェンジ時に大きな隙が…。

バトルの中でもう1つ重要なのが【パンドラボックス】システム。
ランチアタックか、クロスアーツ(3ゲージ使う必殺技)を使用した場合にルーレットが回り、パンドラボックスに設定されている6つの効果からランダムに効果を受けることが可能。
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▲効果時間中は体が光る。

そして、最後にして最大の特徴、賛否両論を巻起こす元になっている【レベル】とオンライン対戦時に消費する【クレジット】が存在することについて。
レベルはゲームをプレイして経験値をためることで上がっていき、レベルに応じてさまざまな要素が解禁される。
クレジットはオンライン対戦の【公式試合】で敗北すると消費し、これは2時間に1点の回復を待つか課金通貨の【Gold】を消費して購入する必要がある。
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▲クレジットがないと公式試合はできない!

本体価格を安くした代わりに対戦回数にお金を使ってもらう方式で、1ゲームが約10円。
ゲームセンターのような運営に近い形式になったと言えるが、このせいでユーザーが少なく、公式試合のマッチングには Volt よりも時間をとってしまっている。
クレジット切れなどで対戦したい相手が退出してしまい、思う存分楽しむことができない。
なお、オンライン対戦は【練習試合】でもできるが、1セット先取で毎回選択画面に戻されるので不便この上ない。

また、パンドラボックスシステムも問題有り。
上位のボックスが完全に初期のものより強くなっているだけでなく、結局パワーのボックスが強力なので、単純に自分の持っている中で一番強い力のパンドラボックスを身につけるだけになってしまっている。
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対戦格闘ゲームとしてみると、ランチアタックからのキャラクター交代を絡めて大ダメージのコンボが手軽にできてしまい、やたらに大味な印象。
パートナー交代時は駆け引きとも言えるが、一気に大コンボが決まって勝敗がそのまま決するケースも珍しくない。
だが、スマホで手軽に対戦するならばそのぐらいでいいのだろうか…。gc4
▲交代含めて17秒間、一方的にコンボ入れられました…。

1人用でプレイするにはキャラクターが少なめ(これは後から追加されると思うが…)で、キャラのエンディングがなく、1人用で遊ぶ要素もほとんどなし。
レベルを上げるとモードが追加されるが、1人用だと手に入る経験値が低いのでオンラインはほぼ必須といってもいい。
初心者が練習するための【トライアル】モードが【アーケード】クリア後になっているというのも気になる。

単純にアクションの動きや操作性を考えるならばストクロはレベルが高いのは間違い無く、ゲームの評価は3.0とした。
が、現状では1人用目的なら『THE KING OF FIGHTERS-i 2012』が良く、対戦ゲームとしては Volt の方がクオリティの方が高くてオンライン対戦が無制限(ただしストクロは対戦相手の地域が選べるため、海外のプレイヤーとの対戦で回線がガタガタという事態は避けられる)。

常に過去の作品が手に入る AppStore では、メーカーはライバル作・過去作の品質を超え続けなければいけない宿命が課される。
今後のアップデートでさらに良くなることを期待したい。

2012/10/01 なんだかんだで楽しめている&ゲームセンター同期問題のアップデートでの解決で評価2.5からギリギリ3.0へ格上げ。

ストリートファイター X 鉄拳 MOBILEのダウンロード(itunes)

攻略記事:
ストリートファイターX鉄拳 MOBILE攻略(攻略!ゲームキャスト)

動画

 コメント一覧 (3)

    • 1. 通りすがりのゲーマー
    • 2012年09月30日 12:23
    • 2年後にvoltが出たら買う。
    • 2. r2o2k
    • 2012年10月01日 08:20
    • こちらのストクロも結構ひどい仕様なんですねぇ・・・
      オリジナルで大味な部分(ずっと俺のターン)を更に大味にしちゃった感じだという事はわかりましたw
      クレジット形式だとカジュアルゲーマーは手を出しにくいですよねぇ・・・
    • 3. トシ
    • 2012年10月01日 08:34
    • 1コイン形式がひどいのかどうか、というのは議論が分かれるところだと思っています。
      つまり、これはアーケードゲームとしてリリースされたと考えればいいかな…と。
      450円は時間でコインがチャージされる前払いということで。
      ただ、私はゲーセンゲーマーだったのでこの仕様を知ってちゃんと研究したのでかなり勝てる(勝率8割以上)からいいとして、カジュアルゲーマーにはだいぶ辛いと思います。
      基本はめくりゲーなんですが、コンボ時間の長いキャラが強い感じですね。
      あとはリーチの長いキャラ。
      カズヤとか反撃を受けない上にリーチが長く、コンボ時間が長いので壊れているぐらい強い…。

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