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次世代スマホの性能は20倍、ゲームは家庭用機クオリティへ。EPICのプログラマが語る

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PocketGameの記事
によると『Infinity Blade II』を開発したEPIC社のプログラマーが「次世代チップは20倍以上の性能を持ち、我々はXBOXクオリティでつくることを話し始めている」と語ったとある。
すでにiPad2などの性能は初代XBOXを超えているため、これはXBOX360などの現行機をさしてのものだろう。 これはAppleが採用しているグラフィックチップ、Power VRシリーズの次世代Rogue 6xxxシリーズの性能について語ったときのもの。
AnandTeckの記事PowerVRの資料から現行世代のグラフィックチップと性能を比べると下記のようになる。

iPhone42GFLOPS
iPad216GFLOPS
iPad 3rd32GFLOPS
Tegra 3 333Mhz8GFLOPS
Tegra 3 500Mhz12GFLOPS
PowerVr6100GFLOPS〜1000GFLOPS
XBOX1.5GFLOPS
XBOX360
1000GFLOPS
PSVITA25.6GFLOPS
(FLOPS…コンピューターが1秒間に何回浮動小数点演算ができるか)

グラフィック性能は単純な演算速度だけでなく、様々な技術によるためFLOPSだけで性能を比べることはできない(実際、1.5GFLOPSのXBOXは6GFLOPSを超えるPS2より総合的な性能は高いとされる)が1種の目安としてみておいて欲しいが、現世代のiPad2でもXBOXは軽く超えていることがわかる。
PowerVR6についてのよりマニアックな解説は西川善司の3Dゲームファンのためのグラフィックス講座【GDC特別編】NGPに採用されたGPUの開発元に聞くPowerVR SGX543MP4+の全て - GAME Watchの後半をご覧頂きたい。

現在、iPhone / iPod touchはPowerVRを採用しており、その延長線上にあるPowerVR6が採用される可能性は非常に高いと予想される。
EPIC社のプログラマが語ったのは「iPhone5のさらに次世代は20倍」という意味かもしれないが、『Infinity Blade』を通じてAppleと密接な関係があるEPIC社のプログラマの口からPowerVR6について語られたというのは、次世代iPhoneにこれが採用されるという噂の信憑性を高める出来事と言えるだろう。

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