かなり遅くなってしまったが、ファミ通App vol3が発売されたのでこれについて書く。
ソーシャルゲームのコードを配っているだけの雑誌が多い中、それ以外の情報を扱っているのはファミ通Appぐらいで、貴重な雑誌と言える。
今回は雑誌に関わっていないけれども、いろいろ思うことがあったのでそれと一緒に紹介したい。
オススメはクロスレビュー100連発。
クロスレビューではなんと、iPhoneACの管理人カムライターオさんが点数をつけており、発売前にはその採点についてちょっと会話したりもした。
「今のところ、こんな感じで点数をつけようと思っていますけどどう思います?」
「いや、◯◯は9点で、Real Racing2は絶対10点ですよね。」
「Real Racing 2は10点つけるしかないですよね。」
▲この驚きのグラフィックに10点をつけないのは難しいわけで…。
と、こんな感じだ(結局、自分の意見は反映されなかった)。
インターネット上には「ファミ通の点数は買える」などという噂がまことしやかにながれているが、メーカーとファミ通の政治的な取引は我々ブロガーに入る余地はないし、それ以外についてもそんな空気はない。
ファミ通Appの編集部さんも「どうすれば大量のゲームにちゃんと点数をつけられるか」という点に心を砕いて大勢のレビュアーを用意して臨んでおり「おお、これはガチだ!」と楽しみにしていた。
そして、発売日にクロスレビューを見るとそこには驚きの点数があった。
「Real Racing 2は6点」
レビューを見ると「軌道にのるまでの賞金稼ぎが作業に感じられてしまうのがつらい」とあり、確かにその視点からはそうなるな、と勉強になったのだった。
グラフィックは綺麗だけど、好きな車を使うまでにずっとレースしなければいけないというのは多分、マニアブロガーにはない。
その他にもいろいろな視点の意見が楽しめてお得だった。
続いて、もう1つのウリはソーシャルゲームの特典コード。
パズドラのキングネッキーなどここだけのカードがズラリ。
そのかわり、似たような内容のソーシャルゲームの記事もズラリ。
正直、ほとんどの紹介記事ってプレイしている人間なら「知ってる」ことで見ないし、ソーシャルゲームの情報自体はネットのほうが圧倒的に早いので新作情報も…。
とはいえ、コレがないとそもそも雑誌が成り立たないんだろうな。
▲ガーディアンクルスのカードは毎回中堅プレイヤーなら使える内容
このことについて、ファミ通Appで「雑誌を買うのは課金か、そうではないか」という記事があった。
【大塚角満の熱血パズドラ部!】第51回『キングゴールドネッキーの誘惑(皆の意見求む!)』 - ファミ通App
「このムックは1冊、600円なんです。600円のムックについてるキングゴールドネッキーは、“角満理論”で言えば“600円課金して
手に入れた”ってことになりませんか?」
「twitterとかで、一般のパズドラーから意見を募るんです。“角満はキングゴールドネッキーを使っていいと思
いますか? ダメだと思いますか?”ってw」
(一部抜粋)
この[キングゴールドネッキー]は買わないとゲームに支障をきたすわけではないけども、雑誌のついでについてくるならものすごいお得なカード。
結局、課金という位置づけになるかどうかは[雑誌の情報に600円の価値を感じるかどうか]で、コードがなくても雑誌を購入できるならアリだと思う。
自分はレビューの参考になるのでクロスレビューやインタビューで600円の価値を感じたけれども、「情報は500円分で、残りがコード」と思ってしまったらその時点で課金。
だって、500円の情報に対して600円の値付けの雑誌は普通買わないから。
こんなブログを見ているとは思えないけども、そういうことで…。
いろいろ考えさせられたファミ通App Vol3が現在発売中!
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最後にもう1つ。
雑誌のおまけで複数必要になるコードが付属する問題について。
例えばガンガンやヤングガンガンのおまけについてくる『拡散性ミリオンアーサー』の特典カード。
ミリオンアーサーには[限界突破]というシステムがあり、同じカードを合成するとより強くなる仕様がある。
例えば、ガンガンのおまけについてくる[特異型寧々]を5枚集めると、普通にガチャを回して集めるよりも効率良く強めのカード(最強ではないけども)を手に入れることが可能。
おまけでつくコードの1つぐらいはいい、それを機会に雑誌を見るようになるかもしれないから。
だが、雑誌のおまけに複数必要になるものをつけられると1冊目以外は単なるゴミだし、雑誌に広告を出しているスポンサー的にもまったく美味しくない(だって1人が複数を見ているわけで)しでいいこと全くなし。
最初から限界突破がいらないとか、1回コードを入力したらガチャから出るとか、そういった形でなんとかならんですかね。
嫌なら買うなということだとは思うのだが、やっぱり捨てるというのは気分が悪い。