| タイトル | ぶら下がりサバイバル |
|---|---|
| ジャンル | 対戦シューティング |
| 価格 | 無料＋アプリ内購入 |
| アプリ内購入 | アプリ内通貨（通常プレイでそこそこ入手可）、課金専用通貨購入 |
| 日本語対応 | あり |
| 販売元：Com2uS | Version：1.01 | GameCenter：なし | 対応機種：iPhone / iPod touch | レビュアー：トシ |
|
 パーティーゲーム的に楽しめる対戦 |
| 個性があって優劣はない動物たち |
| 課金したからといって無敵ではないバランス |
そして、その動物たちが得意の武器を投げて相手を落下させるデスマッチを繰り広げるゲームがこの『ぶら下がりサバイバル』。
なぜ戦っているのか、それはまったくわからない。
が、オンライン対戦が面白いことだけはわかる…ということで今日はこのゲームを紹介する。
このゲームは板につかまった２組の動物たちが、交互に武器を投げてバトルしてどちらかが全員落下するまで戦う容赦無いデスマッチ。
まず、対戦前に「マイルーム」で板の材質と、ぶら下がる動物と位置を決める。
板と動物はバトルで破壊されたり落下すると減ってしまうので、戦術はもちろんコストパフォーマンスを考えることも大事。
動物と板はショップで購入することができ、購入に必要な「バナナ」はゲーム中に入手可能。
無限に使用できる動物や板は課金専用の「お金」で購入することもできる。
対戦のゲームモードはオーソドックスな「クラシック」、射線が表示されて敵も自分も正確に射撃できる「スナイパー」、当たったらほぼ即死の攻撃力になる「クレイジー」の３種類から選ぶ。
オンラインには多くの対戦が相手がおり、6月16日現在は待たずに対戦できて快適。
ゲームは『Angry Birds』の要領で動物をタッチしてから後ろに引っ張り、パチンコの要領で角度を定めて発射する射撃バトル。
全部で５種類の動物がおり、それぞれに個性的な攻撃をする。
サル：当たったもの全てにダメージを与える投石。ぶら下がり板を揺らすので敵の反撃時に狙いが不正確になる。
タヌキ：ぶら下がり板の紐にのみ大ダメージを与える手裏剣。
ヒグマ：はちみつをぶつけ、ハチの群れに２ターン連続で攻撃させる。動物単体に大ダメージ。
なまけもの：相手のぶら下がり板の紐を３ターン攻撃し続ける昆虫。
パンダ：貫通するブーメランで当たったものにダメージを与える。当てやすく一見強そうだが、ここぞという時の逆転力には欠ける。
板の根本にある紐を手裏剣で切って一気に敵を倒すスタイルでもいいし、敵の戦術のキーになる動物から地道に投石で倒してくのもいい。
基本無料ゲームでは「課金したら最強！」というキャラクターがいるものだが、本作の５種類の動物には目立った優劣はないので完全に自分の好みで選んでバトルできる。
交互に攻撃しあって敵を倒す、という構造は対戦ゲームとしてはオーソドックスな作りで、その上にゲームとしての演出がしっかり作られていてプレイすること自体が楽しくてきた王道作品。
特に攻撃時や、同時に複数の敵を葬り去ったときの拡大・ストップ演出は爽快で、対戦で上手く攻撃したときに「してやったり感」はかなりのもの。
この時点でもう面白い。
また、ときおり出現するアイテムに攻撃を命中させることで強力な攻撃もできる要素もあり、アイテムの強力さとランダム加減がいいバランスになっていて楽しめる。
基本無料となると課金バランスが気になるが、こちらもかなりゆるくてプレイヤーに優しくできている。
無敵になって無課金者を蹴散らすような課金アイテムは存在しない。
強いて言えば板の素材は課金したほうが多少良くなるが、無課金でもそれらのアイテムを購入できるし、それぞれに短所があって無敵ではない。
あくまで課金は「快適にゲームをする」ためにあるスタンスで、450円ぐらいあれば無限に使える猿と何かしらの板を買ってずっと遊べるので、重課金ゲームでもない。
また、実績を達成すると動物や強い板が手に入るので、すごく頑張らなくても課金なしでかなり遊べる。
１人でも楽しめるおまけとして「アーケードモード」がついており、こちらも練習として普通に楽しめるし、こちらはCPUに負けても動物やぶら下がり板が減らないので気楽に楽しめる。
難点があるとすれば「クレイジー」モードのダメージが高すぎて先攻の攻撃１回で終わってしまうことが多いことぐらいか。
あとは、ゲーム内容に関係ないが４桁以上の課金額の課金アイテムは金額がバグっていること…一応確認メッセージで正しい額が表示されるが、これには注意。
対戦でクレイジーモードを選ばなければ特に難点もなく、無料で楽しいおすすめゲーム。
少し面倒はあるが、Com2uS IDを登録して友だちになり検索して対戦すれば近くの友達と盛り上がって遊べるパーティーゲームとしても使える。
ぶら下がりサバイバルの詳細・DLはこちら(itunes)
動画
