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近日配信!ゲームロフト新作『SHARKDASH』が信じられないほど良かった

最近iPhoneゲームに何か足りない気はしないだろうか。
そう、「○○っぽい新作が出る!」「今回の大作はすげぇ!」「がっかりだった!」などなど、良くも悪くも話題の中心にいたゲームロフトがおとなしかったのだ。
が、先日新作の発表があるということで、事前体験会に招かれてプレイしてきたところ…思いがけないほど素晴らしいゲームだったので紹介したい。 shark01
ゲーム名は『SHARKDASH』。
お風呂で平和に暮らしていたおもちゃのサメ…だがある日、あひるのおもちゃたちが、恋人をさらってしまったからさあ大変。
悪逆非道のあひる(おもちゃ)を懲らしめて恋人を取り返すのだ。
…というストーリーのカジュアル物理パズル。

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『Angry Birds』のように引っ張った方向と反対にサメがジャンプし、規定の回数内でステージ上にあるアヒルを全部食べるとステージクリア。
ただし、このゲームのサメは基本的に主人公だけなので、一度ジャンプすると次回はジャンプして着地した場所からのスタートになる。

それだけだと
「また、Angry Birds系のなにかのパクリ?」
というような感想を抱くかもしれないが、今回はぜんぜん違う。
プレイしても特定のゲームを連想しない、本当の意味でオリジナルゲームだ。

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その作りは他の物理パズルゲームより圧倒的に豪華。
プレイできた1~15ステージの間に5種類程度の仕掛けが登場し、単調ではない楽しさがあった。
数ステージに1回は物理パズルならではの「あ、こんなクリアの仕方ができるんだ」という驚きもあり、ステージ自体の作り込みも素晴らしい。

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ステージに用意されている仕掛けも気持ちよく、トンネルはスピード感があって爽快、風船は割れた瞬間の音が気持ち良いなど、音も見た目も全て作りこまれていた。

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物理パズルにありがちな「面白いけど同じようなステージばかり」という不満は全然感じないぐらい、桁違いのアイデア量が惜しげも無く投下されている。
ステージの設計もすごい時間がかけられているのが感じられた。

「モダンコンバットを作る手間をカジュアルパズルに使うとこうなるんです」

という、大作感。

プレイしていて気持ちよく、クリアして発見する。
物理パズルを初めてプレイして驚いた気持ちを久々に思い出し、短時間のプレイだったがすっかり楽しんでしまった。

20ステージに満たない程度のプレイなので後半に尻すぼみになっている可能性はあるが、体験プレイの段階では「今年最高の物理パズルが出てしまったかも?」と思われるぐらいの良さ。

超期待の物理パズル。
近日発売予定とのことで、リリース次第きっちりプレイしてレビューしたい。