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発売は明日2月10日!iPhone用に生まれ変わったダライアスバーストSPの「ダラバーを世界一愛する男」によるレポートをお届け!

db2今まで数々のゲームがiOSに移植された。だが、不幸な移植も多くある。
以前の記事でも紹介した通り、「ダライアスバーストを世界一愛する男」R.A.I.N.氏はダラバーイベントを開催するほどの強者。
彼が認めるほどのものであれば、ダラバーファンも納得するはず。
突如2月10日リリースと発表された『ダライアスバースト Second Prologue』をことR.A.I.N氏と共にプレイしたレポートをお届けする。
レジェンド・ゼロ
タイトー本社に到着するとディレクターの大島司氏より直接のゲーム紹介。
万全の体制である。

「RAYFORCEは完全な移植を目指しました。
が、ダライアスバーストに関しては完全にスマートフォン向けを目指して開発したんです。
セカンドプロローグの頭文字SPにはスマートフォンという意味が込められています。」

「PSPからの移植で完全に同じ感覚の再現は難しいので、スマートフォンに最適な操作性と難易度を目指してダライアスバーストの世界観を再現しました。
そしてPSPにシューティングならではの爽快感をプラスし、さらにアーケードから良いところをつまんでいます。

ミラージュキャッスル
実際に見せていただいたゲーム画面はアーケードには及ばないものの、明らかにPSP版よりも美しい。
操作方法はスペースインベーダー インフィニティージーンでお馴染みの相対タッチ(指の移動に合わ
せて自機が移動する)形式。
触ってみた感じはケイブシューティングに劣らない反応だった。

Next
画面サイズはフルスクリーン以外にも変更可能。
ボタンに関してはカプコンのゲームのように自由自在に配置し直せる配慮で、現行のシューティングの中で最高峰の操作性といっていいだろう。

Assalt
自機に関してはPSP版のものに加えてアーケードから「アサルト」を追加。
初心者向けの調整を意識しており、バースト(機体固有の必殺武器)も使いやすく手を加えているとのこと。
また、ゲームの醍醐味であるバーストカウンター(ボスの攻撃にタイミングを合わせてバーストを撃つド派手なカウンターをかませる)もやりやすくなっているとのこと。
具体的には相手のビームを見てから発射してもいける。
さらに、機体ごとにチュートリアルもある。

「スマートフォンなので、バーストをたくさん使って爽快感を味わえるように作ってあります
誰でもクリアできるように難易度も初期設定ではイージーですね。
ただ、ハードにすると本当にハードですよ。」

ヘビィジョー
iPhoneのシューティングは間口を広く、とはケイブの真崎氏の言葉だったか。
その原則通りに難易度を下げただけでなく、スマートフォンに向けて爽快に楽しめるように調整が入ったとのこと。
このゲームは分岐マップのため「誰でもクリアできる」難易度でありながら、分岐全てをクリアするまでかなり遊べる。
その上でPSP版準拠のオリジナルモード、ミッション、ダライアスバーストSPオリジナルのSPモードの3つを収録しており、まさにゲーム機ボリューム。

「性能が上がったことで、以前より敵を出せるようになりました。
 そのぶん、バーストが楽に補充されるようになってどんどん使っていけますよ

マッドホイール
ということで、SPモードは「PSPの性能ではできなかったこと」も見せてくれるまったく新しいダライアスバーストのようだ。
より性能の高いハードに合わせて作られた、完全版になったダライアスバーストといってもいいだろう。

と、ひと通り説明を受けた所で論より証拠、R.A.I.N.氏にプレイしてもらった。
残念ながら画像はお見せできないが、ダライアスバーストをとことんプレイしている彼のセリフの数々からその出来具合を確認して欲しい。

「おお、SPモードだとオリジナル曲が最初から流れるんですね!
(サウンドから入る辺りやはりマニアックである)
「これは綺麗ですね!すごい!」
「バーストゲージが全然減らない!ガンガン使えますね!」
「バーストカウンター、取りやすくなってますね。」
「操作はぜんぜん問題ないですね。」
「こんなボスが追加されているんですか!?」

なんと始まってから1時間以上iPad2を手放さずにプレイしたR.A.I.N.氏。

まとめると
・PSP版より綺麗
・爽快感重視の新しいゲームプレイ
・ボスと自機がアーケード版から追加されている
・ギャラリーにイラストが追加されている
・複数の楽曲が追加有り!
・マニアックだったバーストの使い方が簡単に!
とのことで、ゲーム専用機であるPSP版を遥かに超えた出来になっているのは間違いなさそうだ。
最後に一言感想を聞くと…。

これはまったく新しいダライアスバーストですよ!
出たら絶対欲しいし、みんなに薦めまくりますね。
iPadが欲しくなってきました…!」

間違いなくダライアスバーストファンを満足させる出来のようだ。

「弊社の針谷(業務用ダライアスバースト アナザークロニクルのプロデューサー)も、これを見た瞬間『iPad2が欲しくなった!』と言ってました」

とはこれを聞いた大島氏の発言。
実際に私もプレイしたが、iPadでプレイすると携帯ゲームの枠を超えた出来栄えを感じた
しかも、バーストを使いまくると爽快でiPhoneらしいお手軽さもある

気になるのは値段。
さすがにPSP版と同じ値段ということはないと思うが…
どうなるだろうか。
価格は1200円とのリリース、内容を考えると妥当だろう。

対応機種はiPhone3GS以降、iPod touch 4G以降、iPadで、実際にiPod touch
4Gでも十分に動いていたが、全場面でスムーズに動くのはやはりA5世代以上。
言い換えれば、それだけ性能を使い切ってゲームを見せてくれるということ。

db
制作もPSP版・アーケード版を製作した開発会社が担当しているほか、HD出力(上の写真参照)にも対応しており、携帯用と言うよりもすでに家庭用に近い作りをしているのが見て取れる。
発売は2月10日ということで、今夜をまとう!
発売中!
ダライアスバーストSPの詳細・DLはこちら(itunes)

追記

公式動画も公開&画像を追加。


※プレイしたものは開発版のため、予告なく変更される可能性があります。