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ゲームロフト、フリーミアムと買切り両軸の2011年売上は昨年度より17%成長していた

40)Pocket Gamerに記事が上がっていたので早速翻訳。
例によって誤訳御免で(といいつつ、売上とかで誤訳したらしゃれにならないよなぁ)。
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モバイルパブリッシャー、Gameloft2011年度、12月31日までの1年の財務実績を発表した。
連結売上は1億6440万ユーロ(約2億1300万ドル)、で前年比17%上昇。

これは、『モダンコンバット3』、『ギャングスター RIO:City of Saint』、そして同じように基本無料の『シックスガンズ』、『Dark Quest 3』の成功を意味する。
ただ、他のフランスの会社がそうであるように、3月までGameloftは利益率は発表しないだろう。

地域ごとの詳細では、2010年度に36%だったヨーロッパの売上は全体の30パーセントへ。
北アメリカは29%のままで、残りの41%が世界中の成長市場からとなる。

ホリデーシーズンの第4四半期の間に、Gameloftの売上は18パーセント(4700万ユーロ、約6100万ドル)上昇した。

スマートフォンとタブレット用のゲームの販売は、同社の総売上の41%を占め、2010年と比較して64%上昇している。
この合計は昨年度の第3四半期は34%だった。

逆に考えると、Javaのような旧来のプラットフォーム(それらはラテンアメリカと中東のような新興諸国において以前強い)がGameloftの売上の59%を占めることを意味している。

Gameloftは、通貨レートによってはその第4四半期の成長が20パーセントになっていただろうと、為替レートの問題を指摘している。

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ということで、意外なことに半分以上がまだまだ旧ケータイの売上であったゲームロフト。
フリーミアム路線も堅調のようで、買切りタイプのゲームが少なかった2011年でも順調に成長していた。
とはいえ、市場時代も大きくなって、ゲームの開発費もかさんでいると考えられるし利益率などを見ないと安心はできないか。

記事中ではモダンコンバット3、ギャングスター RIO:City of Saint、そして同じように基本無料のシックスガンズ、Dark Quest3の成功…とあるが、Dark Quest3に関しては発売が遅すぎたのでまだまだわからないところだと思われる。

フリーミアム化というのは気になっているものの、個人的にはシックスガンズはかなり楽しめたし(今度はこれの豪華版を…!)、ゲームロフトのフリーミアムはMobageやGreeとは一線を画しているので不安が7割、期待が3割といったところ。
スマートフォンメーカーの旗手、ゲームロフトには2012年も注目していきたい。