タイトル：Angry Birds RIO
ディベロッパー：Rovio Mobile
プレイ時Version：1.0.0
ジャンル：物理パズル
価格：115円
言わずと知れた、大人気ゲームの最新作は映画RIOとのコラボレーションゲーム。
しかも、パチンコで鳥たちを投げ飛ばし、建物を崩していくシステムはそのままにステージギミックを追加することで前作より爽快なゲームに仕上がっている。
パチンコで鳥達を救え！
突然ヘリでRIOまで連れ去られたAngry Birdsの一行。
もちろん、檻で彼らを閉じ込めておけるワケもなく…脱獄した一行は同じく囚われている鳥たちを助けるために怒りを爆発させる！
というのが今回のお話。
システムは前作と同じく、巨大なパチンコを指で抑え、鳥さんの角度を調節して狙いを定め…。
「ここだ！」と思ったところで指を離すと発射。
ぶつかった場所は壊れ、見事全ての鳥かごから仲間を開放するか、悪玉の動物を倒すとステージクリア。
建物の一部を壊すことで傾け、一気に壊すなど物理パズルならではの爽快感がある。
鳥さんにはそれぞれ得意分野と特殊能力があり、黄色なら突撃して木材を貫いたり、水色なら氷を壊すのが得意だったりするので適材適所が重要。
赤い鳥さん以外は発射後に画面タップで特殊能力を発揮する。
前作より豪快・爽快に
基本ルールは変わらないが、ステージ構成が全体的に簡単になったのはAngry Birds初心者には嬉しいところ。
また、TNT火薬や鎖などのギミックが追加され「ここを壊すと一気に崩壊する」というポイントが分かりやすいステージが増えたのも特徴。
簡単になったせいか、マイティーイーグル(ステージをクリアしてくれる有料の鳥さん)も今回は登場しない。
簡単に狙える場所だけではないが決まったときの爽快感は格別で、そういったステージが多めになっている。
映画とのコラボレーションなので、ターゲット層を初心者に想定したからかもしれない。
ステージは１ロケーションごとに30ステージで現在は60ステージ。
現時点でも相応に楽しめるが、注目すべきはアップデート予定。
すでに4回、追加120ステージ分が予告されている。
1ステージで2度美味しい
さて、ステージが簡単になりやりがいがなくなったかというとそうでもない。
今回は隠しトロフィーを集めるという要素があるのだ。
これはステージにある特別な箱を見つけ、破壊するとトロフィーが手に入るというもの。
ステージクリアとは無関係に記録されるため、トロフィーをとってクリアする必要はないが、単純に取るのは難しい。
１つのステージで2度楽しめる仕組みというわけだ。
初心者に勧めたい安定の楽しさ
Angry Birds RIOは元祖Angry Birdsに新要素を加え、難易度を下げ、爽快感を上げた新たなAngry Birdsに仕上がっている。
Angry Birdsの難易度上昇に飽きてきた人も新たな気分で気軽に楽しめるし、Angry Birds初心者には元祖よりもこちらの方がむしろおすすめ。
今後のアップデート予定もきっちり予告されており、楽しめるアプリに仕上がっている。
手軽な物理パズルを楽しみたいなら迷わず買っていい。
ただ、Angry Birdsをひたすらプレイしていたマニアには物足りないかも。
トシの評価(5段階)
実は今作をプレイするまで画面タップで鳥の特殊能力が出ることを知らなかったので、前作からやり直す（特殊能力を使わずにクリアしていたので超難易度だった…）はめになった。
その上でAngry Birds RIOの方がよくできていると感じた。
丸くて転がってしまう豚よりも、今作の猿や檻のほうが理不尽な配置になることが少ないし、なによりステージ構成が明快で楽しい。
Angry Birdsを敬遠していた人も是非プレイしてみて欲しい。
総合：3.5(面白い)
＋難易度が低く、楽しめるステージ群
＋納得出来る物理挙動
＋信頼できるアップデート予定(ステージボリュームはアップデート前提で評価に織り込み済)
－前作までと劇的に変わるものはない
Angry Birds Rioの詳細・DLはこちら(itunes)
体験版Angry Birds Rio Freeの詳細・DLはこちら(itunes)
iPad版Angry Birds Rio HDの詳細・DLはこちら(itunes)
iPad体験版Angry Birds Rio HD Freeの詳細・DLはこちら(itunes)
