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作りこまれた世界観 ジェームズ・キャメロン アバター

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タイトル:ジェームズ・キャメロン アバター
ディベロッパー:Gameloft
プレイ時Version:1.4.0
ジャンル:アクション
価格:600円
James Cameron's Avatar
James Cameron's Avatar LITE

映画アバターの公式のアクションゲーム。
プレイヤーは映画のおよそ20年前の世界でアバターとなり、ナヴィ(原住民)を守るために戦う。
鮮やかな世界を再現したグラフィックにきっちりとしたストーリーと、単なるファンゲームを超えた出来栄え。


どんなゲーム?
衛星パンドラの原住民ナヴィと人間をかけ合わせた生物、アバターとなり惑星を探索してゆくアクションゲーム。
ゲームの進行と共にパンドラの原住民に仇なす人間と戦うこととなる。
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とにかくすごいのが映画の世界を再現したグラフィック。
色鮮やかな自然と、極彩色の世界がきっちり展開されている。
ポリゴンは荒いもののテクスチャの書き込みがしっかりしており、映画ファンはこれだけである程度納得してしまうのではないだろうか。
映像的にきっちりつくられているので映画を知らないプレイヤーも独特の世界に引きずり込まれること請け合いだ。
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基本的には一本道のアクションゲームだが、崖を越えたり蔦をよじ登ったり、坂を滑り降りたり、時に空を飛んだりとパンドラを冒険している気分を盛り上げるてくれる。
この手の3Dアクションでありがちな「行き先が分からずに穴から落ちて死ぬ」ような現象がないように進行方向を示してくれるボタンがあり、ストレスなく冒険アクションを楽しめる。
途中、ナヴィの村とその周辺を自由に駆けまわったり、ナヴィの村でクエストを受けるなどナヴィとして生活するパートもあり(あくまでフレーバー程度だが)、かなり手をかけていることがわかる。
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冒険には戦いもつきもの。
パンドラの野生の生物や、軍隊などとは棍棒・弓矢・アサルトライフルなど3種の武器を駆使して戦うことになる。
身長3mを超えるアバターが使う棍棒などはアサルトライフル級の威力だ。
パンドラの生物たちには生態系が設定されており、プレイヤーが手を出さなくても敵対している生物同士は勝手に戦い合い、うまくすればプレイヤーが手を出さなくても倒れてくれる演出とゲーム的に利用出来る要素も。
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ただ、戦闘アクションは豊富なものの効果音やヒット時の演出が弱く、爽快さには欠ける。
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そして、全15チャプターというかなりのボリューム。
アクションについては単調になる面もあるが、グラフィックに関してはステージごとにきっちり作りこまれており価格次第では原作ファンでなくともやる価値がある。


トシの評価(5段階)
ゲーム部分の評価はそんなに高くないが、世界観の作り込みで3.0と評価。
グラフィックも含めて世界観の作り込みという面では目を見張るものがある。
この手のアクション以外ーが適当になりがちだが、原作ものとあってバックグラウンドからストーリーまでしっかりしている。
世界観にこだわる方、アバターのファンにはおすすめ。
ただし、アクション面の間延び、戦闘の演出不足は否めない。
また、ヒーローズオブスパルタをプレイしたことがある方はアクション部分のギミックの使い回しが気になるかもしれない。パワーアップしてはいるが基本部分が似ている。
レビュー執筆時、115円のセールになっているので間に合えば広くおすすめしたい。

総合3.0(面白い)
+作りこまれた世界観とグラフィック
+普通に遊べるシステム
-戦闘の演出不足
-時折見られるアクション面の単調さ