タイトル：Blades of Fury
ディベロッパー：Gameloft
プレイ時Version：1.1.3
ジャンル：パズル 価格：350円
Blades of Furyの詳細はこちら(itunes)
体験版Blades of Fury FREEの詳細はこちら(itunes)
Gameloftといえばどこかで聞いた有名ゲームっぽいものをオリジナルでリリースするメーカーである。
そして、このゲームは３D格闘ゲーム…ソウルキャリバーに似たゲームだ。
が、オリジナル要素に加えてiPhoneでも操作しやすい操作系でかなりの良策に仕上がっている。
どんなゲーム？
ソウルシリーズが「ソウルエッジ」と呼ばれる剣を探すなら、このゲームは「悪魔の鎧」を求めて戦う戦士たちのお話。
ドラゴンに変化してしまった魔術師にエルフ、教会の戦士まで様々な戦士たちが戦いを繰り広げる3D格闘ゲーム。
画像を見てわかるとおり、iPhone3G時代のゲームとしては破格のグラフィックに、4ボタン＋スティックとボタンは多めなものの、あまり忙しく使わない魔法と防御のボタン（防御は基本的にオートでもしてくれる）は小さめとなっていて操作はしやすい。
コマンドもスティック＋攻撃ボタンだけで、３D格ゲーの標準的操作。
ストリートファイターなどのコマンドにくらべ、小さい画面のタッチパネルにはこちらの方が技が出やすくて相性がいいようだ。
実際のゲーム部分を見てみると、しゃがんでかわされるが避けられづらい横切り、しゃがんでいる相手にあたるが避けられやすい縦切りにどんな攻撃も防げるが反撃するほどの余裕はないガードの3つの選択を常に迫られる攻防が出来上がっており、きっちりゲームとして成り立っている。
それにスパイスを加える魔法もなかなか。
魔法とは攻防の中でたまるゲージを使用しての特殊攻撃。
各キャラ3段階まであり、1段階目は連続攻撃に追加できる小攻撃程度、3段階目までなると隕石を落としたりと見た目にも派手かつガード不能。
これまた攻防の中で細かく使うか、それとも貯めて一気に使うかで悩ましい。
難易度はEASY～EXTREAMまで5種類。
ノーマルまでは適当に連打していても勝てるが、EXTREAMともなるとかなりの厳しさ。
だが、ストーリーモードでは各キャラごとにストーリーがあり、クリアするごとに隠しキャラやコスチュームが出てくるのでいつの間にかハードぐらいは余裕でクリアできるようになる。
また、Blueturth/wifiでの対人戦も前述の通りゲームとしてきっちり成り立っているので白熱する。
美しいグラフィックと相まってiPhone/iPod touchの格闘ゲームといえばこれ！といえる一作だ。
トシの評価(5段階）
最初は「ソウルキャリバーのパクリか」と思ってプレイしていたが、ゲームとしてきっちり成り立っている上に、操作も慣れれば快適。
グラフィックもよく、ストーリーも（おまけ程度とはいえ）全キャラあるためついつい全キャラクリアしてしまった。
対人戦でも普通の読み合いに加えて魔法ゲージを使って隙を消したりする駆け引きがあり、ひと味違う。
ソウルキャリバーにオリジナル要素を加え、上手にiPhone/iPod touchに落とし込んだと言えるだろう。
総合評価3.5（かなり面白い）
美しいグラフィック
ある程度のボリューム
滑らかなアクションと爽快感
