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公道ドライブアクション Need For Speed Undercover

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タイトル:Need for Speed Undercover
ディベロッパー:Electronic Arts
プレイ時Version:1.2.4
ジャンル:ドライブアクション
価格:600円
Need For Speed Undercoverの詳細はこちら(itunes)

公道を走るドライブアクション、Need for Speedシリーズの作品。
プレイヤーの目的は非合法ドライブを行って犯罪組織の深くまで入り込み、親玉を検挙すること。
潰し合い勝負・公道レース・器物破壊など、独特のレースが楽しめるドライブアクション。


どんなゲーム?
覆面警官として犯罪組織と関わりをもつストリートレーサー集団に接触、非合法ドライブを請け負うことで信頼を勝ちとりながら調査を進めるドライブアクション。
全編にわたって日本語吹き替えの実写ムービーでストーリーが語られる。
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グラフィックはリアル系だが、ゲーム内容は完全に非リアル。
例えば、そのレースの中身。
車をぶつけて敵車をクラッシュさせるミッションでは、パトカーや逃げる敵に車をぶつけて耐久力を削れば勝ちという恐ろしいレースだ。
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公道で障害物を破壊し、被害総額を競うミッションではスピードを出してぶつかるほどに被害総額が上がる。
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普通にレースを行うこともあれば、逆にクラッシュさせられないようにパトカーから逃げることもある。
そして全てのミッションは公道で一般車が走る中行われるので、一般車と接触して派手に事故が発生することもしょっちゅう。
特にパトカーはプレイヤーを阻止するためなら交通事故も厭わないので、プレイヤー共々衝突事故を起こす光景がよく見られる。

そんなゲームだけに、車の挙動も操作方法も爽快感重視。
「ニトロ(EA独特の変な訳で『ナイトロ』とゲーム中は表示される)をふかして超加速」したり、一切ブレーキを使用しなくてもコーナーが曲がりきれるなど、気楽にドライブアクションを楽しめる。
画面をタップするとブレーキがかかるが、それ以外の時は自動でアクセルが踏まれている状態になる。
上手に走っていれば本体を傾けて曲がるだけの面倒は一切取っ払った操作系だ。

ゲームの展開としては、「ミッションをこなす」と「お金を稼ぐ」ことができ、「車をパワーアップ」して次のミッションをこなすサイクルが出来上がっている。
車は値段が高いものの方が早いが、安い車をチューンナップしてある程度使っていくことも可能。
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車ゲームの基本は押さえた上で、公道犯罪レースという方向性できっちり仕上がっていて特徴が出ている。
難易度はそこそこ高いが、金を貯めて車を買い換えれば車の性能で大抵何とかなるので初心者でもプレイ可能。
ボリュームもそこそこありドライブアクション好きなら楽しめるはず。


トシの評価(5段階)
発売当時はかなり評価されたグラフィックも今となっては普通で時の流れを感じる。
グラフィックはそうでも、ゲームの面白さについては変わらない。
ボリュームもそこそこあり、600円ぐらいの価値はある。
普通のレースゲーム好きではなく、気軽なドライブアクションが楽しみたい人向けなのでそれを踏まえた上でどうぞ。
日本語の訳が微妙だが、洋ゲーの直訳が好きな人にはたまらない(事実、その手のマニアを狙っているために洋ゲーの訳は良くならないところもあるらしい…)。

総合評価2.5(楽しめる)
+公道を走るドライブアクション
+豊富なミッション
-リプレイがない。


ちょこっと攻略
・敵をクラッシュさせるときは、接触しっぱなしではなく少し隙間を開けてぶつかり直したほうが高ダメージ
・敵車に近い位置にいると、敵車がプレッシャーで対向車にぶつかってクラッシュすることが多い。焦らず敵の後ろにつけよう。
・どうしても敵を追い抜けないときは車を買い換えたほうがいい。
・レースでスタート時にニトロを使ってダッシュすると、だいぶ差をつけられる。
・パトカーに追われる面では、一般車両の脇をすり抜けるように走ると後ろから加速してくるパトカーが勝手にぶつかってくれることが多い。